くらし 「誰か」のことじゃない12月4日から10日は「第77回人権週間」

■人権週間とは
国際連合は、昭和25年12月4日の第5回総会で「世界人権宣言」が採択された12月10日を「人権デー」と定めました。日本でも昭和24年以降、毎年12月4日から10日までを「人権週間」として、人権を大切にする取り組みなどを全国で行っています。
お互いを思いやり、尊重する気持ちを改めて考える1週間にしてみませんか。

■人権擁護委員の活動を紹介します
市には法務大臣の委嘱を受け活動している人権擁護委員が20人おり、地域の皆さんからの人権相談や問題解決のお手伝い、人権についての啓発活動を行っています。

■人権つうしん~さまざまな人権問題~
いじめや虐待、性被害など子どもへの人権問題、性的マイノリティなどへの不当な差別や偏見、部落差別(同和問題)といった多様な人権問題が依然として存在しています。
最近では、インターネットを介した人権侵害が深刻化しているほか、旧優生保護法をめぐる問題を含めた障がいのある人の人権問題が関心を集めるなど、人権教育や人権啓発に関する施策が果たすべき役割はますます大きくなっています。
問題の解決には、一人一人が人権問題を自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さの認識を深めることが不可欠です。

■人権啓発映画上映会
上映作品:さとにきたらええやん
とき:令和8年1月17日(土)(1)午前10時~正午(2)午後1時30分~3時30分
※上映時間の30分前から入場できます
ところ:教育情報センター
定員:各回100人(先着順)
その他:入場無料、申込不要です

問合せ:市民課生活人権室
【電話】53-3363