くらし 10月着任 地域おこし協力隊を紹介します

地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化など、地域の活力の低下がみられる地方において、都市部など地域外の人材を積極的に受け入れ、その地域に住み、地域の特色を活かした地域協力活動を行いながら、定住・定着を図る総務省の進める取り組みです。
今年10月、新たに3名が地域おこし協力隊として活動をスタートしました。各地で活躍が期待される隊員の皆さんに、受け入れ団体の方々を交えてインタビューしました。

■一般社団法人 金継(きんつぎ) 岩崎明善(いわさきあきよし)×隊員新保真子(しんぼまこ)
佐渡相川のまちづくりチーム「相川車座」の活動を引き継ぎ、新たに「金継」として再スタートした。

◇実際に佐渡に住んでみて、何かアイデアは浮かびましたか?
新保:佐渡に来て、神社が多いことに驚きました。神社とか祭りの文化を発信していきたいです。
もともと日本文化に興味があり、相川は茶人の益田孝さんに縁がある場所ですし、佐渡の文化とお茶を組み合わせたイベントをやってみたいと思っています。佐渡版画村美術館も全国的にも珍しい施設だと思うので、そういった歴史や文化がギュッとつまった場所だというところをアピールしていけたらいいなと思います。
岩崎:地元の人からすると当たり前すぎて気づきにくい部分があるので、どんどん外からの目線で相川の魅力を発見してもらいたいですね。
新保:今後はインスタグラムを中心に、相川まるわかりという形で、食事処や観光など、色々な切り口で情報発信していきたいです。

◇地域おこし協力隊に期待することは何ですか?
岩崎:一つ目は、メンバーが男性ばかりなので、女性の意見を取り入れたいこと。二つ目は、それぞれ普段は本業があるので、アイデアが思いついてもなかなか実行できないことがあります。そういうところを支えてくれるとありがたいです。世界文化遺産登録から一年たって、盛り上がりがもうちょいかな、というところもある。この二、三年が大事なので、どんどんアイデアを実行していくことが大切だと思います。

■UKUU(ユーケーユーユー) 後藤伸一(ごとうしんいち)×隊員池 吉平(いけきっぺい)×川上良人(かわかみよしと)
歌見棚田を中心に、地域の生業づくりと活性化を進めている

◇池さんは、今まで農業の経験は?
池:佐渡に来るまで、農業経験はありませんでした。昔から白米は好きですが、初めて棚田のお手伝いをさせていただいたりしたときに、「こんなに大変なんだ。もっと大切に食べないといけないな」と感じました。棚田の保全に関わる一員として、これからご指導よろしくお願いします。

◇棚田を活かしてやってみたいことはありますか?
池:私はDJとして活動していた時期もありましたので、そうした個性も活かしながら、棚田の魅力を若い世代にも届けられるよう、イベントや情報発信にも取り組んでいきたいと考えています。

◇地域おこし協力隊に期待することは何ですか?
川上:地域おこし協力隊を募集したのは、やっぱり先祖代々伝わってきた棚田を守りたいという思いからです。棚田を次の世代に伝えるために、若い人たちにもっと農業を体験しにきてもらって、感じてもらいたい。その一環として、イベントをやったり、DJをやってわいわい騒いだりする姿が、棚田の景観の一部としてあってもいいんじゃないかと思うんです。
後藤:とにかく思い切ってやりたいことをやってもらいたいですね。「こんなことできませんか?」という提案をどんどんしてもらって。組織として、一人でも二人でも若くてやる気のある方がいると、全然違いますから。
川上:三年の任期の中で、経済的な部分でも、ここで生活していけるものを、何か一緒に生み出せたらいいなと思います。

■隊員 椿野利温(つばきのりおん)×一般社団法人 佐渡共生推進機構 藤原光一(ふじわらこういち)
二地域居住の推進を軸に、空き家活用や交流イベントなどを通じて地域の定着支援に取り組む。

◇着任してからこれまでどのような活動をされましたか?
椿野:二地域居住だったり関係人口に関することを取り組まれている行政機関や企業にメールを送ったり、イベントのチラシや宣伝ツールを持っていって営業をしていました。また、二地域居住を実践されている方と一緒に佐渡をまわってアテンドすることもあります。

◇地域おこし協力隊に期待することは何ですか?
藤原:佐渡に住んでいる人では気づけない魅力やポイントみたいなところに、島外から来る人だからこそ気づけるところは必ずあると思っているので、そういった良さを入れつつ、我々の活動を一緒に広げていってくれることを期待しています。

◇椿野さんから見た佐渡の良さとは?
椿野:自然とか食の素晴らしさはよく聞いていたんですけど、実際に来てみると地元の方と触れ合った時にすごく受け入れてくれるというか、温かいなというのを感じます。

◇今後の目標は?
椿野:佐渡には年に一度だけではなく、何度も訪れたいと思っていただけるような関係づくりを目標にしています。何回も来たくなるのはどうしてだろうと思ったときに、結局、人がいるから、面白い人がいるからだと思ったので、そう言ってもらえるような人になりたいです。
また、佐和田エリアに地元の方も観光の方も楽しめるような、佐渡に来た方と集える場所が作れたら面白いなと思います。

市では、12月10日現在、9人の地域おこし協力隊が活動しています。詳しくは市ホームページをご覧ください。

お問い合わせ:移住交流推進課移住交流推進係
【電話】67-7153