くらし 令和7年度当初予算の概要をお知らせします(1)

一般会計予算 467億5,000万円
令和6年度当初予算比  △12億5,000万円(△2.6%)

■予算編成のポイント
原油価格・物価高騰から市民の暮らしを守る当面の対策や、「豊かで住み続けられる持続可能な島」の実現に向けて「安心して暮らし続ける島」と「人が賑わう元気な島」の二本の未来像に向けた施策に集中的に取り組む一方で、地域医療の提供体制やライフラインを維持しつつ持続可能な財政基盤を維持して行けるよう、民間の積極的な活用やデジタル化により業務の効率化と組織のスリム化を徹底的に進め、プライマリーバランスゼロ※1)を目指した行財政運営の変革に取り組む予算として編成を行いました。
※1 佐渡市では財政調整基金に頼らずに、その年度の収入で支出をまかなうことをわかりやすく表現するために使用しています。

■一般会計

その他自主財源には、寄附金(12億6,251万円)、諸収入(6億9,164万円)などがあります。
その他依存財源には、地方消費税交付金(13億8,000万円)などがあります。

※2 自主財源 市が自主的に収入することができるお金です。
※3 依存財源 国や県から定められた額を交付されたり割り当てられたりするお金です。
※4 義務的経費 毎年必ず必要となる固定的な支出で、削減が難しい経費です。
※5 投資的経費 公共施設・道路・学校などの整備のために支出される経費です。

◆歳入の特徴
※かっこ内は前年度比

◇主な減額要因
・市債 45億62百万円[△8億60百万円(△15.9%)]
・諸収入 6億92百万円[△5億23百万円(△43.0%)]
・国庫支出金 46億30百万円[△4億96百万円(△9.7%)]

◇主な増額要因
・寄附金 12億63百万円[+4億円(+46.4%)]
・地方交付税 201億50百万円[+3億70百万円(+1.9%)]
・市税 51億23百万円[+2億89百万円(+6.0%)]

その他には、維持補修費(6億6,230万円)、貸付金(4億2,074万円)、投資及び出資金(3億230万円)などがあります。

◆歳出の特徴
※かっこ内は前年度比

◇主な減額要因
・災害復旧事業 11百万円[△16億54百万円(△99.3%)]
・貸付金 4億21百万円[△6億23百万円(△59.7%)]
・公債費 67億19百万円[△3億70百万円(△5.2%)]

◇主な増額要因
・物件費 74億59百万円[+5億50百万円(+8.0%)]
・普通建設事業 68億3百万円[+4億78百万円(+7.6%)]

(注)端数の調整により計算が一致しない場合があります。