- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県弥彦村
- 広報紙名 : 広報やひこ 令和8年1月号
◆食育活動を紹介します
~二松保育園編~
◇発見がいっぱい!!さつま芋食べ比べ
二松保育園では、食育活動の一つとして野菜の栽培・収穫をしています。今年度のばら組(4歳児)は、きく組(5歳児)と一緒に、さつま芋を育てることにしました。食べ比べをしてみよう!と、ばら組は『紅はるか』、きく組は『紅あずま』の苗を植えました。
春、図を描いて生長のイメージを伝えながら苗を植えました。苗の先を見つめて「この棒みたいな所がお芋になるの?」「根っこが大きくなるとお芋になるの?」と不思議そう…。説明をよく聞いて丁寧に植え、「元気で大きくなってね!」と願いを込めながら苗に土をかけていました。雑草が生えた時は、草を抜く理由を伝えると、「お芋のために頑張ろう!」と張り切って取り組んでくれた素直なこどもたちです。大きくなっていくお芋を見て、嬉しさと収穫への期待が膨らんでいきました。
秋、絵本や図鑑でお芋の話を読むと、土の中のお芋が気になって仕方ない様子。いざ収穫の日を迎え、まず、お芋のツルを引っ張ってみると「えっ!?全然採れないよ!」と植物の生命力にビックリ!友達と力を合わせてツルを取り、お芋探しのスタートです。
お芋が傷つかないようにそ~っと掘るこども、嬉しさと興奮で友達を呼び集めて掘るこども、虫が苦手で慎重に掘るこども、お芋の掘り方にも個性が出ていました。自分で見つけたお芋は宝物。嬉しそうに見せてくれるこどもたちの笑顔は、達成感に満ちて輝いていました。収穫の後、長いお芋のツルで電車ごっこが始まり、まるで絵本の1ページのような光景がとても可愛らしく、心がほっこりしました。
収穫後は、お芋博士になろう!と虫メガネを用意して、生のお芋を観察しました。目・手・鼻で感じたことを発表し合うと、「紅あずまの方が、黒が混ざった(濃い)紫色だよ。」「よく見るとお芋に小さい棒が生えている。」「紅はるかは、ツルツルだ。」「お芋には、小さい穴があいている!」と違いや共通点に気がついていました。
観察の後は実食です。「紅あずまは、黄色いけど、紅はるかは、ちょっと白いよ!」「紅はるかは、甘くて柔らかい。」「どっちも甘くて美味しい!」「皮は、同じ味がした。」と言いながら味わっていました。最後にどちらのお芋が好みか聞いてみると、11人中9人の子が、紅はるかを選んでいました。お菓子の甘さとは違う、自然の甘さの違いを感じているのだな、と嬉しく感じました。普段、品種の違う同じ食材を食べ比べることはありませんが、関心をもって食材と向き合い、美味しさをじっくり噛みしめることで、たくさんの気づきがあったようです。
さつま芋食べ比べを通して『食物の生長を楽しみ、喜びを感じる・食への関心を高める・命の大切さを学ぶ・自然や季節を感じる』ことができたこどもたち。貴重で楽しい経験になりました。
問合せ:住民福祉部 健康推進課
【電話】0256-94-3139
