- 発行日 :
- 自治体名 : 富山県
- 広報紙名 : 県広報とやま 2025年6月号
富山県の農村地域には、受け継いでいきたい魅力的な資源がたくさんあります。こうした農村地域を維持するためには、農村に暮らす人だけでなく、まちなかや県外に暮らす人など、より多くの人の支えが必要です。県では、農業や農村に関わることができる様々な取組みを通して、農村のファンを増やし、農村地域に繰り返し訪れたり応援したりする「農村関係人口」の創出と拡大に向けた取組みを進めています。
■農村地域とのつながりをつくる。深める。
農村地域における「関係人口」の創出には、多様な人がそれぞれの関心とライフスタイルに合わせて、農村地域との関わりを持てることが大切だと考えています。県では、農村への関心・関与のステップに合わせて、様々な機会を提供しています。
農業・農村への関心や関わり方、その深め方は人それぞれ
農村地域の維持・発展へ
●1 農村を知る
・ふるさと納税
・特産品購入
▽ワクワクとやま応援寄附金
ふるさと納税の返礼品として、本県の特産物や県内で利用できる農泊宿泊チケット等をご用意しています。ふるさと納税を機に、寄附者が農業や農村に関心を持ち、農業体験や農泊の活動参加につながることを目指しています。
●2 農村に触れる
・農泊
・体験農園
▽とやま農泊
「農泊」とは、農山漁村地域に宿泊し、滞在中に豊かな地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」です。とやま農泊では、自然豊かな環境の中での農業体験や地域の食材を使った料理、宿泊が楽しめます。人々と触れ合い、心温まる休日を満喫できる特別な旅行です。
●3 農村でしごとする
・農村での短期のしごと
・ボランティア・農福連携
▽とやまノームステイ
人手不足の農家と農作業を体験したい人をマッチングしています。農業ボランティアは、食事と宿泊の提供を受けながら、実践的な農業を学び、観光も楽しめます。
▽とやま農業・農村サポーター
まちなかに暮らす人と農村地域に暮らす人が、農村の共同作業(用水路の清掃、除雪、鳥獣害防止柵の設置等)や農作業(田植えや稲刈り、収穫等)を通して地域に貢献することを目的としたボランティア活動です。
▽中山間地域保全パートナーシップ推進事業
「集落の活性化を図りたい」農村集落等と、「農業体験や自然環境の活動を体験し、地域貢献をしたい」といった企業・市民団体等のニーズを結びつけ、協働活動を支援しています。
●4 農村で暮らす
・二拠点居住
・就農
▽富山あぐりマッチボックス
数時間単位から「就農」ができる、農業専門求人サービスを開始しました。スキマ時間で富山県の農業を体験しませんか?
▽とやま農業未来カレッジ
県内で就農を希望される方に対し、講義や実習等の研修を通して、実践的な知識・技術の習得を支援しています。
興味のある方は、オープンキャンパスに参加してみませんか?
日時:7月27日(日)9:30~
・令和8年度 研修生募集!
募集期間:6月17日(火)~11月4日(火)
■知る〜暮らすをまるごと体験できます!
▽Pickup 「週末とやま農村Life」参加者募集
「農村を知る」「農村に触れる」「農村でしごとする」「農村で暮らす」までをまるまるパッケージ化した農村生活体験講座です。週末の2~3日間、農村で宿泊し、農作業、生活の体験、伝統文化の体験、地域の方との交流などを体験できます。
開催日程や申込等の詳細はこちら
(二次元コードは本紙参照)
■情報発信 富山県の農山漁村総合サイトを開設しました!
県内の農山漁村地域の情報を集約したサイト「むらまち交流ラボとやま」を開設しました。
地域の情報を「イベント・体験」「食べる・買う」「泊まる」に分類して紹介。県の事業の情報や、農山漁村地域に関連したコンテンツの特集など、情報が盛りだくさん!
週末のおでかけの参考にも
問合せ:農村振興課
【電話】076-444-3380
(富山あぐりマッチボックス・とやま農業未来カレッジについては農業経営課【電話】076-444-3266)