くらし 令和7年度 小矢部市予算(1)

■予算総額 251億5,974万円
令和7年度小矢部市予算が、市議会3月定例会で成立しました。
令和7年度は、第7次総合計画後期実施計画の2年目の年です。本市の将来像である『魅力・安心・充実しあわせおやべ』に向けて、本市が誇る魅力を活用した交流事業を通して、交流人口の増加を目指すとともに、2度の激甚災害を乗り越え、災害に強いまちづくりに向け、市民が確かな安心感を実感できる地域づくりを目指すという思いを令和7年度予算のキャッチフレーズ「未来を拓く交流と確かな安心実現予算」に込め、創意と工夫を凝らして編成しました。

◆一般会計 予算 164億410万円 前年度比13.5%の増
給食センター施設整備事業費をはじめ第7次総合計画に掲げられた事業に計画的に取り組む一方で、災害復旧費や児童手当給付費などが増嵩した結果、前年度に比べ19億5,550万円(13.5%)の増となります。

◆一般会計 歳入
歳入では、市税は、令和6年度の決算見込みや国の経済見通しなどを勘案し、全体で1億6,018万円(3.6%)の増となります。地方交付税については、国の地方財政計画などに基づく試算により3,400万円(0.9%)の増となります。市債については、給食センター施設整備事業費や新庁舎整備事業費などの増により10億2,630万円(113.1%)の増となります。

◇一般会計(当初予算)の推移

◇市民1人当たりの予算額(一般会計)
592,933円
※4月1日現在 人口 27,666人

◆一般会計 歳出
歳出では、国の税度改正による児童手当給付費の増額や各種医療費助成費の増嵩などから扶助費が2億1,097万円(10.8%)の増となります。
投資的経費については、給食センターの整備工事や新庁舎整備に向けた実施設計業務などにより14億8,768万円(101.8%)の増となります。
給食センター施設整備事業費においては、令和7年度から2カ年の継続費を設定することにより、切れ間なく工事を進めていきます。

◇用語の解説
・義務的経費
支出が義務付けられ任意に節減できない経費(人件費など)

・投資的経費
その経費の効果が市の資本形成に向けられ、将来的に残る施設や道路などの事業経費(普通建設事業費など)

・扶助費生
活保護法、児童福祉法、老人福祉法などに基づくほか、こども医療費の助成など、生活を維持するために支出される経費

・公債費
市債の返済などに必要な経費

・物件費
人件費、扶助費、補助費等以外の市が支出する消費的性質の経費の総称(旅費、光熱水費、事務経費、委託料、リース料など)

・補助費等
負担金、補助金および交付金や保険料など

◇企業会計予算
50億1,654万円
前年度比0.3%の増
公営企業は、経営・資産等の状況を正確に把握するため、企業会計方式で経理します。

・水道事業 12億4,282万円(3.6%増)
・下水道事業 37億7,372万円(0.8%減)

◇特別会計予算
37億3,910万円 前年度比2.6%の減
特別会計は、各事業の目的別に特定の収入を財源として、一般会計とは別に経理します。

・公共用地先行取得事業 4,070万円(増減なし)
・国民健康保険事業 25億3,210万円(5.3%減)
・後期高齢者医療事業 10億4,480万円(3.8%増)
・東部産業団地事業 1億2,150万円(3.8%増)

予算に関する問い合わせ:財政課
【電話】67-1760【内線】224、226