- 発行日 :
- 自治体名 : 石川県七尾市
- 広報紙名 : ななおごころ 広報ななお 令和7年(2025)12月号
■これまでの交流の歴史
昭和45年、御祓公民館(現・御祓地域づくり協議会)と金泉文化院が姉妹提携を結びました。交流を行う中で、行政間の姉妹提携の機運が高まったことから、昭和50年に七尾市と金泉市の姉妹都市提携が行われました。
以後、姉妹提携を記念した訪問や金泉市中学生との交流事業、市職員の相互派遣などで長年親交を深めていました。
令和5年には、金泉文化院の関係者11人が6年ぶりに七尾を訪れ、旧交を温めました。
■10月14日~16日七尾市親善団が金泉市を訪問
14日に金泉市入りした親善団は金泉市内を視察したほか、15日は「金泉市民の日」記念式典に参加し、茶谷市長が祝辞を述べました。
15日午後からは、金泉市庁舎で50周年を祝う記念式典が行われ、茶谷市長とベ・ナクホ市長が交流の発展に関する共同宣言文に署名し、さらなる友好を約束しました。
■11月2日~4日金泉市親善団が七尾市へ
2日夜に七尾市に到着した金泉市親善団は、3日に市内各所を視察し、4日は市役所への表敬訪問を行いました。
3日の市内視察では、歴史文化交流を目的に市文化協会によるお茶会が開かれ日本文化を体験したほか、「秋の大市」などのイベントが催されていた一本杉通りを訪れました。
次に、姉妹都市提携のはじまりとなった御祓地域づくり協議会の皆さんを訪問し、令和6年能登半島地震の被災状況と御祓地区で作成した復興プランの説明を受けました。
このほか和倉温泉街の被害状況や和倉温泉お祭り会館を視察し、のとじま水族館にも足を運びました。
3日夜には歓迎レセプションが開催され、両市と両市議会が互いに記念品を贈り友好を深めました。
4日は、金泉市親善団が茶谷市長を訪問し、震災からの復興に向けた取り組みの説明を受けたほか、両市の職員相互派遣の再開に向けた協定書に署名し、今後のさらなる交流を約束しました。
