くらし 未来につなぐお人柄 S!S!SDGs(エス!エス!エスディージーズ)

■金属リサイクルを推進して、地域に頼られる存在に「株式会社安田商店」
安田商店は1950年の創業から半世紀以上にわたって金属リサイクルの事業に携わっています。現在は金属加工工場などから産業廃棄物として出る金属くずを回収するほか、解体した建物の鉄筋や家庭の金属ごみなども引き取って、再資源化のためにプレスや切断による中間処理を行っています。
金属の再資源化は元の素材からのリサイクル率が高く、二酸化炭素の排出も抑えられることから、安田商店は事業を通じた環境保全とともに、地域と「共に生きる」企業になることを目標にしています。例えば、2005年から稼働する工場は騒音や土壌汚染の対策を徹底し、周辺の環境に負担をかけないよう配慮しました。書類の電子化や従業員の休日数を増やすなど、職場環境の整備にも努めていて、営業を担当する平木雛子さんは「のみSDGsパートナーズに参加したことが取り組みの後押しになりました」と語ります。
廃棄物に関する困りごと相談や冬の除雪の協力、「子どもと未来の能美環境フェスタ」への出展など、地域の人々と関わる機会も増えています。地域の頼りになる企業として、市民のリサイクル意識やリサイクル産業全体のイメージの向上も図っていきます。

問合せ:生活環境課SDGs・カーボンニュートラル推進室
【電話】58-2217【メール】kankyo