くらし まちのNEWS!

このコーナーでは、町のニュースや地域のイベントなど、町の話題をお伝えしていきます。

■5/1田倉繃帯工業株式会社と土地売買契約を締結 大坪地区に新たな企業が進出
津幡町が平成29年度から大坪地内で造成を進め、令和2年に完成した「大坪地区工場用地」に、田倉繃帯工業株式会社が新工場を建設することが決定し、土地売買契約の調印式が5月1日に町役場で行われました。
田倉繃帯工業株式会社は、主に医療用の包帯やコルセットなどの医療用材料の製造を行い、東京都に本社と3つの工場、内灘町に2つの工場を所有しています。大坪には、令和6年能登半島地震により被災した北陸工場の機能を引き継ぐ石川県内で3つ目となる「北陸第3工場(仮名)」を設置する予定で、今年7月に着工、令和8年6月に操業を開始する予定です。
調印式では、矢田町長が「今後さらにさまざまな開発をしながら企業として発展し、町民の雇用などを通して地域に貢献していただきたい」と述べると、田倉社長は「今後の発展の礎になるマザー工場として、津幡町で人員を採用していくことを期待している」と応えました。
今回の契約により、大坪地区工場用地の全4区画が埋まりました。今後は、東荒屋地区で新たな工場用地の造成を予定しています。

■4/23行政と住民をつなぐ「行政相談委員」感謝状・委嘱状を交付
行政に対する相談などを受け付け、アドバイスや関係機関への働きかけを行う町行政相談委員への感謝状、表彰状の贈呈と委嘱状の交付が、4月23日に町役場で行われました。
17年間にわたり町行政相談委員として活動し、3月に退任された中村寛二さん(加賀爪)には、総務省石川行政評価事務所から感謝状と全国行政相談委員連合協議会から表彰状が贈られました。
その後、継続して町行政相談委員を務める宮本千秋さん(中橋)、竹田和代さん(南中条)に委嘱状が交付されました。また、新たに中川大さん(井上の荘)が同委員に就任しました。

■5/5こどもの日わくわくランド みんなで楽しむ1日
児童センターのイベント「こどもの日わくわくランド」が5月5日に開催され、親子連れなど150人が訪れました。
輪なげやあめ玉すくいなどのゲームコーナーはもちろん、親子で楽しめるフォトコーナーや絵の具の流れで模様を作り出すポーリングアート、カゴづくりなどの制作コーナーも人気を集めました。
また、津幡高校軽音楽部によるコンサートも行われ、「カホン」と呼ばれる打楽器の体験では、子どもたちの笑顔があふれる場面が多く見られました。
来場者は、さまざまな催しを親子や友達同士で楽しみ、賑やかな声が響き渡る1日となりました。

■5/11みんなで踊ろう 親子ふれあいコンサート
町に縁があるメンバーで構成される吹奏楽団「シグナス・ウインド・オーケストラ」による「親子ふれあいコンサート」が、5月11日にシグナスで開催され、約600人が来場しました。
子どもたちに音楽に触れ、親しんでもらいたいという思いから「0歳からのコンサート」として、クラシック曲、アニメソング、ダンス曲など幅広い曲が演奏されました。子どもたちは、マイクを向けられると大きな声で歌ったり、リズムに合わせて踊ったりして、コンサートを楽しみました。
この模様は、町ケーブルテレビ「つばたホットライン」で6月16日から放送予定です。

■5/17津幡町民大学開講 気象情報で減災・防災
令和7年度津幡町民大学開講式が5月17日に行われ、初回となる第1回地域生活講座には39人が参加しました。
NHK金沢放送局「かがのと」気象キャスターの池津勝教さんを講師に迎え、「気象情報を生かしての減災・防災」と題して講演が行われました。津幡町で実際に発生した令和5年7月豪雨災害に触れながら、ハザードマップの事前確認や気象情報の直前確認の重要性を説明しました。
参加者からは「津幡で実際に起きた災害について学べてよかった」、「天気予報の見方が理解できた」といった感想が寄せられました。