くらし 特集(1) とんがろう、楽しもう、ふくい -2

〔2025~2029〕福井県長期ビジョン実行プラン 最重点プロジェクト

■ひとが活躍
誰もが自分らしさを発揮できる「安心の居場所」と「活躍の舞台」を持ち、性別や世代などを超えて互いに交流や共感が広がる共生社会を作ります。

▼一人ひとりが輝ける共生社会を実現
多様な価値観を尊重し、性別・国籍・年齢・障がいの有無に関わらず、個性や能力を発揮できる社会を作ります。

○取り組み例
アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)への気づきや相互理解の促進
・アンコンシャス・バイアスの啓発活動
・職場での研修やセミナーの実施

○取り組み例
障がい者が自分らしく活躍できる環境づくり
・農業と福祉が連携した事業への新規参入を応援
・福祉事業所の商品開発・販路開拓

■くらしに活力
デジタル・新技術の活用と人のつながりによる助け合いの力で、人口減少社会においても暮らしの質を高め、将来への明るい展望を描ける「日本一の幸せ実感社会」を実現します。

▼幸せを実感できる「都会以上の生活水準」を実現
福井で働き、暮らすことの利便性を向上させ、全国トップレベルの暮らしの基盤と満足度をさらに高めます。

○取り組み例
オンライン手続きの拡大やサービス基盤の整備など、生活・行政のDX推進
・プッシュ型行政の推進
(1)HPから新着情報や各種手続き・支援情報等を取得
(2)事前に登録された個人の属性(家族状況・職業等)や興味関心(教育・子育て等)に合わせ必要な情報をプッシュ型で配信
・AIによる道路等の損傷検知
AIが専用のスマートフォンの映像から損傷を判別し位置情報と合わせてデータ化
損傷等を早急に把握し、迅速な補修等が可能に

○取り組み例
省エネ住宅の普及促進や太陽光発電・蓄電池の導入拡大など、脱炭素化の推進
・「スマートタウン」※の推進
※太陽光発電や蓄電池等を搭載したスマートハウスで構成する住宅団地
・「ふくいエコはぴねす住宅」
(県独自の省エネ住宅基準)の推進

■まちに活気
変化をチャンスにチャレンジを拡大し、官民共創によるさらなる観光・まちづくりへの重点投資や新幹線効果の全域波及など、地域の未来への期待感を生み出す「持続的なまちの進化」を創出します。

▼新幹線効果を最大化・持続化
観光・まちづくりへの官民投資を着実に展開します。県内全域への波及効果やワクワク感を増大させます。

○取り組み例
観光地のさらなる魅力づくりや上質な宿泊施設の整備支援、外国人観光客等の誘客拡大
・コンセプトルームなど魅力的な宿泊設備の整備を応援
・外国人旅行客向けの体験コンテンツを造成

○取り組み例
文化芸術やスポーツを気軽に楽しめる環境づくり
・ふくい文化創造センターを開設し、文化団体のアートプロジェクト等を応援
・ふくい県民応援チーム「FUKUIRAYS」を県民の皆さんと応援


3つのプロジェクトの中から次世代応援の施策をまとめ、社会全体で応援!

■人口減少対策プロジェクト(次世代ファースト戦略)
こども・若者や子育て世代を社会全体で応援し、「選ばれるふくい」を実現することにより、持続可能な地域社会を形成し、全ての世代が共に支え合い、輝ける地域となることを目指します。

▼「働きがい+働きやすさ」の魅力ある仕事の創出
新たな挑戦や成長とともに仕事と生活のバランスを大切にできる環境を作ります。

○取り組み例
・時短勤務など多様な働き方の促進
・若者や女性のキャリアアップや企業を応援

▼結婚・出産・子育ての希望がかなう社会を実現
子育てのよろこびを実感し、若者が前向きになれるよう、子育て県「ふく育県」の魅力を広げます。

○取り組み例
・全天候型遊び場の整備などを応援
・「ふく育さん」「ふく育タクシー」などの拡充による子育てサポート体制の強化

▼進学・就職・移住の選択肢を拡充
地域や企業の魅力を発信し、若者の進路選択を応援します。

○取り組み例
・県立大学の魅力向上
・県外進学者・就職者との継続的なつながりづくり

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