くらし ご存じですか?民生委員・児童委員

◆民生委員・児童委員について
民生委員・児童委員は、厚生労働大臣から委嘱された、地域に暮らす「福祉に関する身近な相談相手」です。住民からの相談への対応や高齢者・障がい者・子育て世帯の見守りなどを行います。
金銭の取扱いや家事の介助などの生活支援はできませんが、行政機関などへの「つなぎ役」として、相談内容に応じて必要な支援を受けられるようにサポートします。
守秘義務が定められており、相談内容を他の人に漏らすことはありません。ひとりで悩まず、安心してご相談ください。

◆主任児童委員について
民生委員・児童委員の中から選任される主任児童委員は、児童福祉が専門です。いじめや不登校、児童虐待、ヤングケアラーなど、相談内容に応じて、人と人、関係機関、制度やサービス、地域を「つなぐ」ことをモットーに活動しています。また、関係機関や団体との信頼関係を構築するため、定期的に情報共有や情報交換をしたり、視察研修を行ったりしています。

◆一斉改選について
12月1日(月)に、民生委員・児童委員の一斉改選があり、厚生労働大臣および福井県知事から委嘱されました。
お住まいの地域の民生委員・児童委員は、今後の回覧でご確認ください。

◆こんな困りごと、悩みごとなどはありませんか?
◇ご近所のこと
・隣の家から怒鳴り声と子どもの泣き声が頻繁にする
・近所に住む一人暮らしの高齢者を見かけない、家に郵便物等が溜まっている
・高齢者の家に見慣れない人物や業者が出入りしている
・通学日でも公園に一人でいる子どもをよく見かける
・子どもが家族の世話を一人でしている など

◇暮らしの不安
・高齢者のひとり暮らしで寂しい
・身体的に災害時の避難が不安
・高齢者のみの世帯で、買い物などの外出やゴミ出しに困っている、体調が悪くても簡単に病院へ行けない
・一時的な生活資金などに困っている など

◇福祉サービスのこと
・障害者手帳を申請したい
・配食サービスを利用したい
・一時的に車いすなどを借りたい
・金銭管理に不安がある など

◇介護のこと
・介護サービスを受けたいがどうしたらいいのかわからない
・介護ばかりで自分の時間がない
・老々介護で疲労困憊(こんぱい) など

◇子ども・子育てのこと
・子育てのことで相談できる人がいない、子育てがうまくいかなくて不安
・子どもが学校に行かなくなった、引きこもるようになった など

民生委員・児童委員・主任児童委員
つなぐ

◇関係機関
・居住地域
・市役所/福祉事務所
子育て支援センター 消費者センター
・地域包括支援センター
・社会福祉協議会
・障がい者相談支援事業所
・健康福祉センター
・教育委員会
・学校
・幼保園
・児童館
・医療機関 など

◆民生委員・児童委員は今日も活動しています
◇地域の見守り活動
一人暮らしの高齢者世帯への訪問活動や、定期的に地域の青少年を見守る街頭補導活動などを行っています。

◇あいさつ運動
子どもたちから返ってくる明るく元気なあいさつは、私たちの活動を後押ししてくれます。

◇学校との懇談会
地域の子供たちを取り巻く課題や情報を共有し、学校と円滑な連携を築くため、毎年実施しています。主任児童委員が主導して企画や学校との調整を行っています。

◇研修
県内外の福祉施設や防災センターなどを訪問し、委員としての資質を高めたり見識を深めたりしています。

◆民生委員・児童委員さんにインタビュー!
みなさんお気軽にご相談ください!
日頃から地域の見守りを心がけている民生委員・児童委員のSさんにお話を伺いました。
Sさんは、近所に住む90代半ばの一人暮らしの人に定期的に声をかけています。先日訪問した際、隣市に住む娘さんから「今は大丈夫だけど、いつ転ぶか心配」との声を聞き、『緊急通報装置』の利用を提案。高齢福祉課を通じて申請・設置までをサポートしました。
「普段の見守りだけではなく、ふらっと立ち寄って挨拶をしたり、地区の行事に参加したりして、住民と顔を合わせるようにしています。『どこの誰かわからない人』に相談するのは難しいですからね。『相談されやすい人』になれるよう心がけています」とSさん。
最後に、皆さんへこんなメッセージを残してくれました。
「遠慮なく相談してください。1人で抱え込まず、人に頼っていいんです。そのための『相談できる場』を、私たちは地域の中につくっていきたいと思っています」。

◆相談して良かった!
「一人暮らしで、車にも乗れず、自力で買い物に行けないから困っていました」と話す千秋信子(せんしゅうのぶこ)さん。2年前に地区の民生委員に相談し、移動式スーパーを利用するようになりました。
「娘に買い物に連れて行ってもらっても、どこに何があるか分からない。でも買うものは自分で選びたかったんです。移動式スーパーなら好きな商品を自分で選べるし、ついいろいろと買っちゃう(笑)」と笑顔を見せます。
今では利用者も増え、買い物前の『おしゃべり』が楽しみの一つに。「気の合う仲間と話せるのが何よりうれしいです」と話してくれました。
小さな相談が、暮らしの大きな楽しみになりました。

問合せ:社会福祉課
【電話】50-3041