くらし 住み慣れた地域で安心できる暮らしを続けていくために

今回は、介護支援専門員(ケアマネジャー)の業務と役割について紹介します。
ケアマネジャーは、介護保険制度に基づいて、介護や支援を必要とする人が介護保険サービスを受けられるようケアマネジメントを行う介護支援のスペシャリストです。
介護を必要とする人ができる限り自立した生活を送ることができるようにケアプラン(サービス計画書)の作成やサービス事業者などとの調整を行い、適切なサービスを受けるためのサポートをするのがケアマネジャーの役割です。居宅で介護サービスを受ける場合は、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター(要支援のみ)のケアマネジャーに依頼します。

■居宅におけるケアマネジャーの仕事の流れ

ケアマネジャーは、介護保険法に基づいて支援します。業務範囲を超えた日常生活の支援はできません。その場合は、必要に応じて適した専門機関におつなぎします。

次のようなことは、ケアマネジャーの本来の業務ではありません。

(例)
×利用者を車に乗せて病院に連れていく
×買い物の付き添いや家の掃除をする
×金銭管理
×税金などの手続きや支払い
×救急車の同乗

現在、全国的にケアマネジャーの不足が懸念されています。既定の業務にプラスして時間やパワーを割くことで、本来の業務ができなかったり、ケアマネジャー自身が疲弊するなど負担が増します。継続的な介護サービスを確保するためにも適正な利用にご協力ください。

■出張みんなのサロン　6月・7月の開催日
出張みんなのサロンは、介護者、地域のみなさん、どなたでも自由に参加できます。お茶を飲みながら気軽に話をしませんか。みんなのサロンは、看護師のボランティアが活動しています。
6月11日(水)：上志比公民館
6月27日(金)：松岡公民館多目的ホール
7月9日(水)：上志比公民館
7月25日(金)：松岡公民館多目的ホール
10時～13時

担当課：福祉保健課
【電話】61-3920

相談先：地域包括支援センター
【電話】61-6166