- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県南越前町
- 広報紙名 : 広報 南えちぜん 令和7年(2025年)7月号 No.247
■河野地区の海で地酒を熟成
「海底熟成酒づくり」の海底沈下作業 5月8日(木)
河野地区の漁協関係者、魚介類卸売業者、飲食業者などが地区の賑わい創出のための一環で、「海底熟成酒づくり」の実証実験を今年度開始しました。
熟成に使用する酒は、今庄地区の酒蔵の賛同を得て、提供を受けた120本の地酒で、蓋をロウで封印し河野漁港沖合の海底に沈下させました。熟成期間は3か月と6か月で、町内イベントでの試飲会などを予定し、新たな特産品としての発信や商品化が目指されています。
■町内のイベントを盛り上げます!
南越前みなこい隊任命 5月16日(金)
南越前中学校の文化芸術部に新たに入部した7名が、町の魅力発信を担う「南越前みなこい隊」に任命されました。部長の大久保咲希さんは、「町民の皆さんを巻き込んで、昨年以上にイベントを盛り上げていきたいです」と抱負を話しました。早速、5月25日(日)に開催された「第38回今庄そばまつり」でフォトブースを設けて活動を行いました。
■稚魚17,500匹を放流
河野川における放流事業 5月28日(水)
河野川漁業協同組合は、河野川のアユ資源の維持と増殖を図るため、アユ15,000匹、ヤマメ2,500匹を放流しました。この日は、河野小学校全校児童33名が招かれ、児童たちは川縁で「大きく育ってね!」と声をかけて放流し、川を泳いでいく魚の行方を見守っていました。
同組合では、令和4年8月大雨災害以前の「天然魚が遡上する透き通った清流」を取り戻すための取組みが続けられています。
■歌はともだち
第65回 南条郡小中学校連合音楽会 6月4日(水)
南越前文化会館で南条郡小中学校連合音楽会が開かれ、町内の小中学生がこれまでの練習の成果を披露しました。
参加した児童・生徒は、仲間と息を合わせ、一曲一曲心のこもった歌声を響かせていました。合唱後、町内出身のマリンバ奏者山崎智里さんの演奏が披露され、優しい音色に会場全体が浸りました。最後は、参加者全員で「ふるさと」を合唱し、会場は一体感に包まれました。
■福井県林業経営功労者知事表彰 受賞報告会
受賞おめでとうございます 6月5日(木)
第15回みどりと花の県民運動大会において福井県林業経営功労者表彰が行われ、荒井区の荒井木材生産組合が、コミュニティ林業部門で福井県知事表彰を受賞され、小林組合長と組合員の方々が役場を訪れ、仲倉町長に受賞を報告しました。同組合は、令和4年8月大雨災害からの復旧をきっかけに森林の大切さを見出し、令和5年に設立されました。内部境界を決めず集落全体を集約化し、30ha以上の施業地を確保するなど、集落の団結した活動が評価されました。
■真っ赤ないちご!美味しい!
地域体験活動~いちご摘み~ 6月9日(月)
町内保育施設の5歳児が、FRUITFUL GARDENひのの実(牧谷)に招待され、いちご摘みを体験しました。
園児たちは、いちごの採り方を教わると、真っ赤に実ったいちごを選び、カップいっぱいに摘み取りました。摘みたてのいちごを早速試食すると、「甘酸っぱくて美味しい!」と、園児たちは顔を見合わせながら笑顔で楽しんでいました。
■議員報酬の見直しを検討
南越前町特別職報酬等審議会 6月9日(月)
議員報酬の見直しを審議する第2回南越前町特別職報酬等審議会が開かれました。
委員10名(学識経験者など)が議論し、約20年間据え置かれている議員報酬について、物価上昇などを考慮し、増額する方向で一致しました。今後は、具体的な報酬額や改定時期などの議論を重ねていく予定です。
■町のために心を一つに!
第74回福井県消防操法大会出場 結団式 6月13日(金)
第74回福井県消防操法大会出場に伴う南越前消防団結団式が南越消防組合南消防署にて行われ、出場団員が野﨑消防団長より激励を受けました。大会は7月19日(土)に福井県消防学校で行われ、出場団員は大会に向けて5月から日々訓練を積み重ねています。