- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県南越前町
- 広報紙名 : 広報 南えちぜん 令和7年(2025年)10月号 No.250
■ASOBASEの魅力
キャンプ未経験の方、しばらくキャンプから遠ざかっている方も気軽に訪れてみたくなるキャンプ場「ASOBASE(アソベース)」の魅力をお届けします。
地元キャンプ場からキャンプへの一歩を踏み出し、自然の心地良さを体感してみませんか。
■9/1(月)鉢伏山キャンプ場「ASOBASE」がオープン!
キャンプ場「ASOBASE(アソベース)」は、広々としたプライベートサイト、さらには電源付きオート区画サイトなど、テント泊の開放感はそのままに、まるでホテルのような快適な環境が整っています。
また、手ぶらで利用できるキャンプやバーベキュープランに加え、カフェandラウンジも併設されており、自然を満喫しながらワンランク上の上質な空間で過ごせる多彩な魅力がたくさん詰まっています。
今回、キャンプ場の運営管理を行う株式会社プラスエヌのスタッフから、オープンしたキャンプ場の見どころやキャンプの魅力をお伝えします。
▽『何もかも忘れて、自分だけの贅沢な非日常の時間』
株式会社プラスエヌ 代表取締役 岡崎 匠悟さん
(プロフィール)
以前は建設会社で建築の仕事に従事。これまで、友人・知人関係に恵まれてきたこともあり、自身の人間関係を生かせる仕事がしたいと思い、現在の会社を設立。大切にしていることは、常に新しいことにアンテナを張ってチャレンジし、感性を磨くこと。福井市在住。
・簡単にこれまでの沿革を教えてさい。
プラスエヌを創業したのは、令和4年3月です。主に、職業(人材)紹介やイベント事業を得意として行っていました。程なくして、「今庄365スキー場のグリーンシーズンを何とかしたい」とお声がけをいただき、同年6月に「365GREEN VILLAGE(365グリーンビレッジ)」をオープンしました。
・わずか3か月後にキャンプ場をオープンしたのですね。
キャンプ場のオープン後、「キャンプも知らないのにキャンプ場の運営はできない」と思い、県内を始め、遠いところでは山梨県のキャンプ場まで視察に出かけました。その中で、見えてきたのが、「水回りやアメニティにこだわっているキャンプ場はどこも良い」ということです。キャンプ場は非日常の空間でありながら、炊事場やお風呂、トイレは欠かすことのできない重要な場所です。
・確かに、水回りはキャンプ場の一つのポイントですね。
今回オープンしたASOBASEでは、シャワールームやトイレ、洗面台を備えたサニタリー棟が24時間利用可能で、最もこだわった部分です。キャンプ場を利用するお客様、お一人おひとりを気遣い、金額以上のサービスを提供したいと考えています。
・ASOBASEの名前の由来を教えて下さい。
ASOBASEの由来は、遊びが基本、遊びから何かが始まる、と言った意味合いからです。スタッフも人を喜ばせることが好きで、キャンプという遊びを通じて「面白い!」と感じていただけるよう、皆さまをお待ちしています。
・南越前町への想いを教えて下さい。
実は、オープンした令和4年は、大雨災害の年でもありました。スキー場へ続く道路もその被害に遭い、10月まで入っていた予約、一件一件にキャンセルのお願いの連絡をしました。様々な苦労もあり、地域との関わり方を考えてきました。今回整備されたASOBASEがキャンプ場の極致になり、南越前町の賑わいにつながってほしいと思っています。
また、進学や就職で一旦町を離れた人に、戻ってくる場所を作っておきたいとも考えています。町で働きたい人にとって「お洒落な職場がある」と目に留めてもらえるような場所でありたいと思っています。
・最後に今後目指していくところはありますか。
〝北陸のキャンプ場と言ったらASOBASE〟〝圧倒的一番〟を目指してこれから運営していきます。
▽「また来たい」と思える場所に
総括マネージャー 田中 恵都さん
(プロフィール)
北海道出身。全国展開するホテルでの業務経験を持ち、地元の懐かしさを感じ、直感的に「ここに居たい」と思い、移住を決意。南越前町在住。
私自身キャンプの経験は、これまで4回程度です。最初は設営を見ていただけでした(笑)。その4回でも天候や場所など、毎回違いがあるところにキャンプの面白さがあると思いました。
仕事では、総括マネージャーとして様々な業務に携わり、お客様から「SNS見ているよ」と声をかけてもらえた時は、嬉しい瞬間の一つです。現在、従業員の接客意識の改革にも取り組み、人を育てることにも力を入れています。この仕事がこれまでの人生の中で一番楽しく、やりがいを感じています。
また、次世代に何かを残したいとも思っています。よくお客様から「365には楽しかった思い出がある」とお聞きすることがあります。今後、防災キャンプなどを企画し、「また来たい」と思える場所を作っていきたいと思います。
▽キャンプを気軽に楽しんでほしい
広報・ブランディング担当 桂 茉奈さん
(プロフィール)
ネットやSNSを得意とし、ASOBASEの広報を担っている。また、受付、カフェandラウンジでのドリンク提供など、お客様への対応を通じて、自らキャンプ場のイメージ塔として奮闘している。福井市在住。
私もまだ、キャンプ初心者です。最初は、キャンプってハードルが高いと思っていました。でも、実際にやってみると面白く、自分でテントを立てることの達成感や、外でご飯を作る新鮮さを味わうことができます。
それでもキャンプ場で、困ったときに「人に聞きづらい」と思うことがあるかもしれません。そんな時は、キャンプ初心者の私にぜひ何でも聞いてください。一緒に楽しみながらキャンプのお手伝いをさせていただきます。
また、ASOBASEでは、スタッフが場内の見回りをしていますので、安心してキャンプをお楽しみいただけます。ぜひASOBASEからキャンプを始める一歩を踏み出してみませんか。
▽町内外をはじめ、多くの人を呼び込みたい
今庄365温泉やすらぎ支配人 木下 良介さん
(プロフィール)
青森県出身。全国展開するホテルでの業務経験を持ち、3年前に福井に移住。福井で初めて瓦屋根を見たことが印象深い。南越前町在住。
町民の皆さまには、改めてとなりますが、やすらぎ温泉の売りは、何と言ってもその泉質です。「美肌の湯」として知られ、アルカリ性単純硫黄泉でpH9.8、この数値は県内でも数えるほどしかない良質な温泉と言えます。肌触りがつるつるとするのが特徴的です。
さらに、浴室から天気が良い日には白山を望むことができ、春は桜、秋は紅葉、冬は雪化粧など四季の変化を感じながら入浴できることもポイントです。私は、この素晴らしい温泉をどんどんPRし、集客数を上げていきたいと考えています。
さらにキャンプ場とのつながりも売りにしています。キャンプ場利用者は、何度でも営業時間内での入浴が可能です。何度もご入浴いただき、快適にキャンプをお楽しみいただきたいと思います。