くらし ツキノワグマにご注意ください!!

ツキノワグマは、冬眠準備に向けて特に動きが活発になる秋以降、集落近くに出没する可能性が高まります。また、今年はクマのエサとなるブナ、ミズナラが不作であり、冬眠までにクマの大量出没が予想されますので、町民の皆さまにおかれましては、次のことをご確認の上、より一層注意して行動してください。

■「クマと遭わない」ために
▽クマの餌が実るところには行かない!
ドングリやクリ、ヤマブドウなどが実る林、集落内のカキやイチョウの木がある場所に注意。

▽頻繁に物音や声を出して行動する!
家の周りにクマがいる場合があるので、外出する際は、大きめの音などで人の存在を知らせてから外に出る。外出中は鈴やラジオを鳴らしたり、大きめの声で話したりして歩く。

▽暗い時間や見通しの悪い時は外出しない!
早朝・夕方・夜間や、霧で視界の悪い時の散歩やジョギングを控える。クマ出没情報があるときは外出を控える。

■「クマを引き寄せない」ために
▽人家の周りにあるクマの餌になるものを取り除こう!
生ゴミやコンポスト、米ぬか、機械油などを放置しない。墓の供物は持ち帰る。ハチの巣は撤去する。
カキやクリは早めに収穫する。収穫できない果樹は伐採するか、枝を落として低く管理する。

▽刈り払いなどにより、集落周辺からクマの潜み場をなくす!
クマが身を隠せる薮は刈り払い、倉庫・物置などの窓や入り口はしっかり閉める。

■クマに遭ってしまったら「興奮しない・させない」
▽とにかく騒がず、ゆっくり後ずさり!
背中を見せて走って逃げない!子グマであっても絶対近づかない。

▽攻撃が避けられないときは急所を守る!
地面に伏せ、両手やリュックなどで首の後ろをガードして頭と首を守る。

▽万が一に備え、クマスプレーを携行!
襲われそうになった時に、攻撃から身を守るために携行しましょう。

■クマを目撃した場合や痕跡を見つけた場合
・できるだけ詳しい情報(目撃した日時や場所、頭数、体長など)を役場までご連絡ください。

問合せ:農林水産課
【電話】0778-47-8001