くらし [特集]出水期に向けて風水害に備えよう!(1)

■出水期に向けて風水害に備えよう!
ーあなたの準備は万全ですか?家族防災会議を開きましょう‼ー
近年、全国各地で災害が発生しています。災害はいつ、どこで発生するか誰にもわかりません。しかし、その備えはできます。日頃から家庭内で防災会議を開き、防災に関する情報を共有しておくとともに、災害発生時、大切な命を守るために、正しい知識を身につけましょう。

防災体制の基本(1)
・自分の命は自分で守る自助=7割
・まちの安全はみんなで守る共助=2割
・地域のインフラ整備を進める公助=1割
→「住民」「自治会や事業所」「行政」の三者間のパートナーシップが重要

◆防災について話し合おう
ー避難場所や避難経路を確認しておきましょうー
これから集中豪雨(梅雨)や台風などによる本格的な出水期(6月~10月)を迎えます。台風による大雨や局地的な豪雨により、あなたの住まいや勤務先が被害にあうかもしれません。"その時"が来る前に、日頃から備えておくことが大切です。
「ハザードマップ」で、お住まいの地域の危険場所を調べ、家族や地域の方と避難場所や避難する道順を話し合いましょう。
また、指定された避難場所への避難にこだわらず、安全な親戚・知人宅への避難も考えましょう。
(1)自宅は安全か
(2)避難場所はどこか
(3)地域の危険場所はどこか
(4)どの道を通って避難するか
(5)子どもやお年寄りはどうやって避難するか
(6)非常持ち出し品を準備しているか

◇災害発生時に備えて持出品を準備しておきましょう
非常持出品とは、避難するときに持ち出す最低限の必需品です。重すぎると避難に支障が出るので、必要最低限のものをまとめて、すぐに取り出せるところに保管しておきましょう。
〔非常持出品チェック表(例)〕
・飲料水
・食料
・救急セット
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・乾電池
・ヘルメット・防災ずきん
・スリッパ
・貴重品
・常用薬
・お薬手帳
・雨具
・マスク
・アルコール消毒液
・体温計

◆自主防災組織に対する補助制度を活用しよう!
自主防災組織とは、地域住民が連携・協力して災害から「自分たちの命・地域を自分たちで守る」ために活動することを目的に結成する組織のことで、主に区単位で構成されています。
町では、その組織に対し、防災対策の強化や自主的な避難所の開設・運営、安否確認への協力を促進するため、防災資機材購入費や防災活動にかかる費用の一部などを補助しています。

◇補助対象経費
・自主防災活動に必要な防災資機材の購入費(9/10補助、上限45万円)
※対象となる資機材は、(1)防災倉庫、(2)消火用具類、(3)救出救助用具類、(4)運搬用具類、(5)照明用具類、(6)炊飯用具類、(7)安全用具類、(8)避難所用具類、(9)その他(テント、防水シート)など
・自主防災組織が自主的に防災訓練等を開催したときに、参加者のお茶代程度の購入費(参加者1人につき100円、上限1万円)
・自主防災組織が地区防災計画、地区防災マップ作成に係る費用(上限1万円)
・自主防災組織が行う防災研修会に係る講師代の助成(上限1万円)

申請方法などの詳細は、町ホームページまたは防災安全課までお問合せください。