子育て 令和8年4月・義務教育9年間を一貫して行う、義務教育学校「笛川学園」を開校予定

■義務教育学校 笛川学園の概要を紹介!
令和8年4月、笛川小学校と笛川中学校が統合され、義務教育学校「笛川学園」として開校予定です。

◇義務教育学校とは?
・小学校から中学校までの9年間の義務教育を一貫して行う学校で、小学校・中学校とは異なる新たな学校種として、平成28年の法改正により、義務教育学校が規定されました。

◇小学校→中学校の9年間との違い
・1人の校長、1つの教職員組織の中で、めざす児童生徒像を共有し、系統的な教育を行います。
・一貫教育により、小学校から中学校への進学時の急激な環境変化が少なくなります。

◇義務教育学校設置の背景
・笛川小学校、笛川中学校は、これまでも連携した教育を行いながら、児童生徒数にとらわれず、学校のあり方を検討してきました。
・現在、教育内容の実証・研究の期間を経て、令和8年4月の義務教育学校の開校に向けて準備をしています。
・児童生徒が学ぶ校舎に関しても、「一体的な教育」「滑らかな接続」を実現するため、安全面なども含めて、一体型校舎の整備も進めていきます。

◇山梨市と笛川学園がめざす義務教育学校とは?
(1)9年間を見通した系統的な教育
・一貫した教育課程が編成でき、基礎的な学習から発展的な学習を実施できます。
・小学校高学年からの教科担任制などで、中学校の学習や生活に円滑につなげることができます。

(2)子どもの成長に合わせた柔軟な教育
・学年区分を柔軟に設定することで、児童生徒の発達段階に応じた教育を目指します。
・独自の教科の創設や指導内容の入れ替えなど、柔軟な学校運営ができるようになります。

(3)社会性の育成と人間形成
・学年間の交流や交流学習の促進により、リーダーシップなどの社会性の育成が期待できます。

(4)豊かな「人間力」の育成
・学力だけでなく、豊かな感性や道徳心など、人格を育て、生きる力の基礎づくりをしていきます。

(5)地域とともにある学校づくり
・地域の歴史・文化・産業に触れ、地域への誇りや愛着を育むコミュニティ・スクールを目指します。

■学区に関わらず特色のある学校に通うことができる制度~特認校(とくにんこう)制度を導入します!
子どもの個性・成長などに応じたきめ細やかで柔軟な教育を受けさせたいという希望に応えるため、通常の学区にとらわれず入学・転学が許可できる特認校の制度を2校で導入予定です。

◇導入する学校
・笛川学園(令和8年4月開校予定)
特色:義務教育学校の9年間を見通した教育と子どもの成長に合わせた柔軟な教育

・岩手小学校
特色:少人数の利点を活かして、子どもの個性に応じたきめ細かで柔軟な教育

◇希望者への説明会
日時:12月12日(金) 19:00~
場所:市役所西館5階 502会議室
特認校への入学・転学を希望する保護者・児童生徒は、必ず学校説明会に参加の上、申請をしてください。

◇募集の概要 詳細は学校説明会でご案内します
希望する保護者・児童生徒は、希望する特認校への入学・転学の申請をしてください。
募集人数:各学年 若干名
申請期間:令和7年12月12日(金)~令和8年1月9日(金)
※応募多数の場合は抽選を実施します。

◇申請における留意点
・通学は、保護者の負担・責任のもとで児童生徒を安全に通学させる必要があります。
・受け入れ可能な人数などにより、認められない場合があります。

問い合わせ:学校教育課学校教育担当(西館3階)
【電話】内線2318