くらし 〔特集〕令和7年度 当初予算と主要事業(2)

■魅力と活力に満ちた豊かなまちづくり
▽農林業の振興
有害鳥獣対策につきましては、従来の猟友会による駆除や地域での防護柵設置などに加え、明年度は実証実験として、地域住民に動物駆逐用煙火を配付して追払い活動を実施し、被害の発生減少と拡大防止に取り組みます。

▽商業の振興
空き店舗等を活用した起業への支援をはじめ、ガイドツアーや各種イベント等の開催により、商店街や地域の魅力をPRし、移住や関係人口など、市内外からの多様なファンを獲得する「韮崎ファンづくり事業」に、市民有志により設立された「まちづくり会社」と連携して取り組みます。

6 魅力と活力に満ちた豊かなまちづくり
予算額(千円)

■市民が主役の持続可能なまちづくり
▽定住の推進
空き家の利活用を促進するため、空き家バンクへの登録、成約した方に補助を行います。(本紙20ページ参照)
四市(韮崎市、甲斐市、南アルプス市、北杜市)合同の不動産所有者セミナーを開催し、空き家の利活用を啓発します。

▽積極的な情報発信
広報活動を戦略的に実施するため、明年度から映像やデザイン、SNSの運用などの専門スキルを持った地域活性化企業人2名を受け入れ、対象に応じたプロモーションやメディア特性により効果的な情報発信を行います。

▽国際交流の推進
交流都市との友好関係や国際理解を深めるとともに、国際的な人材を育成するため、ホームステイ事業など、相互交流を推進します。

▽デジタル化の推進
庁内において、生成AIやノーコードアプリ、電子申請ツールを試験的に導入し、業務の効率化や市民サービスの向上に繋がる方策を研究した結果を踏まえ、これらを本格導入し、市民が来庁しなくても必要な手続きが行える行政手続きのオンライン化を進めます。

▽第7次総合計画
計画期間も残り2年余りとなり、現計画を検証しつつ、目指すべき市の将来像を描き、その実現に向けて実施する施策や事業の体系を示して、現状に即し充実した新たな計画を策定すべく取り組みます。

7 市民が主役の持続可能なまちづくり
予算額(千円)