- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県上野原市
- 広報紙名 : 広報うえのはら 2025年12月号
■今月のテーマ 地域の力でこどもを虐待から守りましょう!!
[こどもを虐待から守りましょう]
こども家庭庁では、毎年11月に「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施し、家庭や学校、地域などの社会全般にわたり、児童虐待の問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう、児童虐待防止のための広報・啓発活動に集中的に取り組んでいます。
児童虐待とは、保護や監護者が18歳未満の児童に対して行う、身体的暴力、性的虐待、心理的虐待、あるいは養育の放棄や過度なしつけなどにより、健やかな成長・発達を損なう行為のことを指します。
こうした行為は、将来の地域社会の基盤を揺るがします。誰もが安心して成長できる社会をつくるためには、児童虐待を早期に発見し、適切に対応することが必要不可欠です。
[虐待を疑わせるサイン]
子どもに見られるサイン
・不自然なアザや火傷のあとがある
・衣服や身体がいつも汚れている
・家に帰りたがらない
・夜遅くまでひとりで遊んでいる
・拒食、過食、むさぼるように食べるなどの異常な食行動 など
保護者に見られるサイン
・家の中や外が散らかっていて不衛生
・子どもを家に置いたままよく外出する
・近所との交流がなく孤立している
・こどもの健康や安全への配慮がされていない
・人前でこどもを厳しく叱る・叩く など
日頃からお付き合いのあるご家庭で、気になる親子がいる場合には、声をかけるなどしてみてください。子育て中の家庭について問題を探したり疑うのではなく、あたたかいまなざしで見守り、気になる様子があれば支援につなぐよう声をかけましょう。声をかけるのが難しい場合は、抱え込まずに次の連絡先まで気軽にご相談ください。
・児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189(いちはやく)
※24時間365日受付
・市子育て保健課子ども家庭担当【電話】62-1199
※平日午前8時30分~午後5時15分受付
・上野原警察署【電話】63-0110
※命の危険など、緊急性が高い場合
問い合わせ:子育て保健課
【電話】62-4134
