- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県上野原市
- 広報紙名 : 広報うえのはら 2025年6月号
帝京科学大学の学生サークル「ねこの目報道部」は、学生生活や専門分野に関する学内外の情報を発信するフリーマガジン『ネコノメ』を発行しています。『広報うえのはら版ネコノメ』では、主に地域情報を学生の目線で紹介しています。
◆コモアしおつに行ってきました!
今回、私たち「ねこの目報道部」は、4月20日(日)にコモアしおつにて開催された「コモアSmile Festa(スマイルフェスタ)」に参加してきたので、コモアしおつの見どころとともにその様子をお届けしたいと思います!
コモアしおつは、山を切り開いた場所に造られたまちで、最寄りの四方津駅から約200メートルほど高い場所に位置しており、駅とまちは、「コモアブリッジ」という斜行エレベーターで繋がっています。一般的なエレベーターは上下に動きますが、これは斜めに移動するため、普段とは違う感覚を体感することができました。施設内にはエスカレーターもあったのですが、現在、工事中とのことで使えなかったので、また機会があったら乗ってみたいと思います。
「コモアSmile Festa」では、時計の公園と風の公園、その間を繋ぐ緑道にさまざまな出店がありました。ステージでは、子どもたちの新体操クラブの発表やじょいそーらんなどの演目が行われ、活気に満ちていました。また、当日はイースターの日という事もあり、「イースターフォトスポット」というコーナーも設置され、記念撮影をして楽しむ人も見られました。屋台は、パン屋や惣菜屋、カツサンド屋などがあり、私たちは、カツバーガーをお昼ご飯においしくいただきました!
帝京科学大学もブース出展しており、モルモットなどの小動物と触れ合い体験ができるコーナーが設置され、子どもたちを中心に盛り上がっていました。
コモアしおつから少し下りたところには、昔ボルダリングの練習に使われていたという巨大な岩肌が露出しており、上野原特有の地層を見ることができました。ここでは、大昔に地下深くで生成されたものとされている緑色変成岩を見ることができます。この緑色変成岩によって、コモアしおつの地盤は非常にしっかりしているため、山の上にある崖の端までコモアしおつのまちを造ることができたそうです。この地層は、現在、市内で計画が進んでいる「ジオパーク構想」でも取り上げられる予定とのことです。
さらに下ると鼓楽神社があります。ここのウラジロガシは、上野原市指定の天然記念物とされています。樹高約11メートルを誇る巨樹で、近くから見ると迫力がありました。今年の9月には、例祭が行われるようです。
「コモアSmile Festa」は、町内の人々を中心に賑わっており、私たちもその熱気を感じることができました。また、コモアしおつには、さまざまな見どころがあり、特に斜行エレベーターには驚かされました。まだ訪れたことのない人はぜひ一度!おすすめです。
(たか かふぇ とろろ)