その他 受章おめでとうございます

◆令和7年 春の叙勲
旭日小綬章
山本 國臣さん 81歳(西花輪第2)
山本さんは、昭和58年4月に田富町議に初当選し、平成18年2月までの6期(22年10か月)務められ、3町村(玉穂町、田富町、豊富村)合併により中央市が誕生してからは中央市議として4期(9年8か月)務められました。
議員として地域のために尽力した期間を振り返り「3町村合併の住民説明会で、話し合いが円滑に進むように、住民と行政との橋渡し役として昼夜問わず活動したことが思い出深いです」と話されました。
今回の受章について「亡くなった妻の、議員活動に対する理解と献身的な支えがあったからこその受章だと思っています。地域のみなさんに対しても、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語られました。

◆令和7年 春の叙勲
瑞宝双光章
比志 保さん 79歳(新町第1)
比志さんは、昭和43年から教員として教育現場に携わり、「まごころ教育」を信条に、市川中学校(市川三郷町)教諭や田富中学校校長を務められたのち、中央市の初代教育長として6年間務められました。
教育者として地域の教育振興に尽力したことを振り返り「子どもたちのために一生懸命、教育に関わってきました。情熱をもってまごころで接すると子どもたちは必ず分かってくれます。校内暴力を繰り返す生徒と体当たりで対話を続けてきたことが思い出深いです」と話されました。
今回の受章について「支えてくれた家族や仲間、健康な体に産んでくれた両親、ご縁のあったみなさんすべてに、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語られました。

◆令和7年 春の叙勲
瑞宝単光章
渡辺 俊治さん 81歳(上三条)
渡辺さんは、15歳で水晶彫刻の道に入り、甲府市の水晶彫刻の師匠のもと研磨・加工技術を学ばれました。独立後、数々の水晶彫刻コンクールで大賞に輝かれ、その功績から、甲州水晶貴石細工伝統工芸士、一級宝石研磨士、やまなしの名工などに認定されました。
現在も水晶彫刻の第一線で活躍され「唐(とう)美人や七福神などの縁起物を得意としています。今でも会心の作品ができると嬉しいですし、命ある限り作り続けたいです」と話されました。
今回の受章について「仲間や家族の支えがあってこその受章。技術を教えてくれた師匠に感謝すると共に、私自身も職人として、若い人に水晶彫刻の魅力や技術を伝えていきたいと思っています」と喜びを語られました。

◆第44回 危険業務従事者叙勲
瑞宝単光章
宮坂 龍一さん 73歳(布施第4)
宮坂さんは、昭和51年4月に山梨県警に採用され、警察本部や警察署の警備部門で皇室関係者や要人などの警衛警備に携わり、警察本部では警備一課長補佐を、笛吹警察署では警備課長を務められました。
警察官人生を振り返り「警察官だった父の背中を追って、自分も警察官になりました。警衛警備は失敗が許されない厳しい部門。かいじ国体(昭和61年開催)や長野冬季五輪(平成10年開催)で皇室関係者の警衛警備に携わったことが、特に思い出深いです」と話されました。
今回の受章について「大変光栄であり、身の引き締まる思いです。支えてくれた家族や仲間、関わってくれた全ての人に感謝しています」と喜びを語られました。

◆令和7年 春の褒章
藍綬褒章
塚田 崇史さん 50歳(木原)
塚田さんは、平成9年に消防団に入団され、令和元年からは副団長を務め、消火活動や行方不明者の捜索、団員の募集活動など、地域の防災のために尽力されています。
消防活動を振り返り「消防団のPRのために何か面白いことがしたいと、小さな子どもが跨またがれる大きさの赤バイを導入し、各イベントで展示を始めたことが思い出深いです。若い人がどんどん消防団に入って、地域のために活躍していただけるように、これからも尽力していきたいです」と話されました。
今回の受章について「献身的な家族の支えと、多くの仲間の支えや理解があってこその受章です。感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語られました。