スポーツ 市川公園MTB※フィールド

■半世紀の時を超え、今よみがえるー
開園から半世紀以上が経ち、かつての賑わいが失われつつあった市川公園。
この度指定管理者であるYAMANASHI MTB山守人はじめ多くの関係者による施設の再整備により、さまざまなアクティビティを楽しむことができる「市川公園MTBフィールド」として復活。かつての賑わいのあふれる公園の姿を取り戻しました。
※マウンテンバイクのこと。山道などの未舗装路を走るのに適しています。

■キーマン 弭間亮さんに聞く―
●市川公園再生の軌跡
まずは地域の皆さまはじめ、企業や会員、役場の皆さまのご協力のもと公園再生を実現できたことにお礼申し上げます。

▽市川公園再生のきっかけ―
2年前に市川三郷町とMTBを活用した地域活性化包括連携協定を締結させていただき、誰でも手軽にMTBに親しんでいただける場所を作るべく、町内で候補地を探していました。
そんな時、町から市川公園をご紹介いただき、立地や規模感が最適だと感じたため再生を決意しました。

▽簡単ではなかった公園再生―
まず、利用者が減少する中で公園としての機能が失われている状態でした。
そのため、伐木、枝打ち、草刈りなど施設整備の下地を整えることが必要で、それが想像以上に大変でしたね。
また、限られた地形やスペースで初心者から上級者まで全ての方々が楽しめる水準のコースを複数用意すること。これを満たすようにコースレイアウトをすることにも苦心しました。
例えば、初心者は乗車体勢を維持するのが困難な場合が多いので、コースの傾斜などを調整し、進路を「操ってあげる」ようなレイアウトにしています。
ここまで完成度の高いコース設計、レイアウトができるのは日本でも数人しかいないと自負しています。

▽「公園」の持つ本来の役割を果たす場所になって欲しい―
公園とは本来いろんな方が同じ目線で楽しめたり、多様な関わり合いのなかで「コミュニケーションが生まれる場所」だと考えています。
ただ最近は自転車の乗り入れやボール遊び禁止など、規制が多く、堅苦しい場所になってしまっていると感じます。その点、ここでは基本的にはどんなことでも楽しんでもらうことができます。
ここでいろんな方とコミュニケーションを取っていただく。それが市川公園MTBフィールドの次の未来につながり、さらにその流れを地域につないでいき、地域を元気にしていければと思います。

●市川公園MTBフィールド指定管理者
YAMANASHI MTB 山守人
代表 弭間(はずま) 亮(りょう)さん
山形県出身の43歳。幼少期より自然に囲まれて育ち、多くのアウトドアを経験。
都内で働いている時に自然の魅力を最大限に楽しむことができるMTBに行き着く。その後山梨県内に移住、2013年に「YAMANASHI MTB 山守人」を設立し現在に至る。

■市川公園MTBフィールド エリアマップ
(1)スキルアップコース
(2)(3)初心者コース
(4)~(6)初級者コース
(7)(8)中級コース
(9)上級コース

▽気軽にMTBデビュー!万全のサポート体制
3歳程度から大人まで全サイズ対応のレンタル品を完備。手ぶらでお気軽にご利用可能です。
またMTBに乗るのが初めての方には初心者講習を無料で行いますので安心です!

▽甲府盆地を見渡す絶景
展望台からは甲府盆地を一望でき、天気の良い日には八ヶ岳や南アルプスも望むことができます。

▽手軽なのに贅沢!キャンプandBBQ
県道から入ってすぐの好立地にも関わらず周りに人家がないため、豊かな自然の中でのキャンプやBBQなど”贅沢な時間”を手軽に楽しむことができます。
またオートキャンプ対応なので、親子連れでも安心です。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■ご利用案内

※ストライダーのコース利用料は無料
※初回安全講習は事前予約無しでご利用可能ですが、スタッフの人数に限りがございますのでできるだけ事前予約をお願いします。
※混雑時はお待ち頂く場合もございます。ご了承下さい。

お問い合わせ:市川公園MTBフィールド指定管理者 YAMANASHI MTB山守人
山梨県西八代郡市川三郷町印沢947-3
【電話】080-7842-1406
【E-mail】[email protected]
町生涯学習課【電話】055-272-6094
町政策推進課【電話】055-272-1103