- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県市川三郷町
- 広報紙名 : 広報いちかわみさと 令和7年6月号
山梨日日新聞の『私も言いたい』コーナーの10代の意見欄が大好きで、毎朝楽しみにしています。ここ数年、子どもたちの投稿に『ジェンダ―』や『性差』に関する意見が載っていることが多く、時代の変化と共に子どもたちの意識も変化していることを感じています。
我が家も、小中高と3人の子どもたちがいますが、我々大人のふとした発言に「あれ、それは差別だよね。」「そういう捉え方は良くないと思うよ。」と指摘されることも多々ある日々。
物事は、自分事として意識することが始まりです。正解を追い求めるのではなく、自分や周りの『心地よさ』を求めてひとつひとつの事柄に向き合えたら、世の中は少しずつ変わっていくかもしれません。この記事を読んで下さるみなさまも、何かに違和感を感じたり、変化したことに喜びを感じたら、ぜひ隣にいる誰かと思いを共有してみてください。新しい思考と視点から、新たな世界が広がっていくことでしょう。
男女共同参画は、一見難しい言葉のように思えますが、実は身近にある言動や行動すべてに関わりのある事柄。何事も捉え方次第です。柔軟な姿勢と心で、時代の変化に向き合っていきたいと思っています。
男女共同参画推進委員会
村松 智子