くらし 令和7年12月市議会定例会 市長提案説明(要旨)

■選択と集中で健全な財政運営に努めてまいります
●令和8年度当初予算編成
令和8年度予算編成は、3月に市長選挙および市議会議員選挙が行われることから、経常的経費や継続事業に関する経費などを中心とした骨格予算として編成いたしますが、「第三次上田市総合計画」の初年度となるため、10年後の理想の将来都市像「ひと・まち輝くしあわせ実感都市」の実現に向けて、市の財政状況と課題を踏まえ、次の3つの方針に基づいて予算を編成します。
1点目は、総合計画に掲げる将来都市像の具現化に向けて、「市民協働推進」「人生100年時代への対応」「こどもまんなか」「ジェンダーギャップ解消」「持続可能な社会づくり」「最先端技術活用」を重視する「6つの視点」として設定し、財源を優先的に配分します。
2点目は、「歳入歳出の均衡と将来負担の抑制」であり、歳入に見合った歳出構造の回復を図り、基金に依存した財政運営からの脱却と、持続可能な財政基盤の構築を目指します。
3点目は、「部局別枠予算の拡大による財源配分の最適化」です。限られた財源の中で、複雑化・高度化する市民ニーズに的確に対応するため、部局長がリーダーシップを発揮し、真に必要な事業を見極め、財源を効果的に配分します。
地域の持続可能性を確保するとともに、施策の「選択と集中」を推進し、健全な財政運営に資する予算編成に努めてまいります。

●地域協議会再編
市の附属機関として設置した上田市地域協議会は、設立から20年目を迎え、住民自治組織による活動の本格化が進む一方で、時代の変化に伴う審議内容の変化や複数団体の委員兼務による負担増など、運営面での課題も顕在化してまいりました。
こうした状況を踏まえ、各地域協議会に設置単位の見直しなどに関する意見を求め、受理した意見書を前提として慎重に検討を重ねた結果、今定例会において、上田地域の右岸・左岸の2協議会を一つに再編することに併せて、委員定数や任期の改正など、必要な条例改正を提案いたしました。
今後も、「参加と協働」および「地域内分権」による自治の推進に努めてまいります。

●県内初「民生委員協力員制度」の導入
今年は、3年に1度の民生・児童委員一斉改選の年であり、市におきましても、新体制による委員活動がスタートいたします。委員の推薦にあたりましては、自治会長の皆さまによるお力添えをいただき、323名の方を御推薦いただきました。
また、今回の改選に併せて、市では、地域を見守る民生・児童委員の人材確保と体制強化を図るため、県内で初となる「上田市民生委員協力員制度」を導入することといたしました。
地域福祉の中核を担う民生・児童委員と、サポートする民生委員協力員との相互協力と連携により、地域で支え合う共生社会の実現が、さらに充実するよう取り組んでまいります。

●こども発達教育総合支援センター業務開始
健康こども未来部と教育委員会が支援体制のさらなる強化を図るため、「発達相談センター」と「教育相談所」を一体化し、「こども発達教育総合支援センター」として、11月から業務を開始いたしました。
0~18歳までの子どもを対象としたワンストップ窓口となることで、相談者にとって分かりやすく、利用しやすい体制を整えるものであります。
新体制のもと、「こどもまんなか」の視点に立ち、発達段階に応じた切れ目ない支援を充実させ、子どもたちが笑顔で暮らせるまちづくりを推進してまいります。

●中学校部活動地域展開
中学校部活動の地域展開につきましては、令和9年度からの本格実施に向け、鋭意準備を進めています。令和8年4月から先行して活動を開始する「地域クラブ」の募集には、サッカー・ハンドボールなど9件の登録申請のほか、クラブ登録はしないが、中学生を受け入れ可能な団体からゴルフやeスポーツ、ダンスなど12件の申し出をいただいております。現在も相談対応を進めており、今後も引き続き支援してまいります。
また、10月から教育委員会に「部活動地域展開推進担当」を新設するなど、事務局体制の充実を図っております。将来にわたって、子どもたちが主体的に選択し、多様な活動に参加できる環境を整えるべく、引き続きスピード感を持って取り組んでまいります。

提案説明はインターネットで動画・全文をご覧いただけます

■12月議会初日に提案した議案の概要
・条例案(3件)(一部改正3件)
上田市地域自治センター条例中一部改正について ほか
・令和7年度補正予算案(8件)
一般会計(1件)、特別会計(4件)、企業会計(3件)
・事件決議案(13件)
公立大学法人長野大学第2期中期目標の変更について ほか

問合せ:行政管理課
【電話】23・5163