くらし 12月3日〜9日は「障害者週間」手話をもっと身近に!

今年6月、「手話に関する施策の推進に関する法律(手話施策推進法)」が施行されました。
これまでも手話はコミュニケーションの手段として使われてきましたが、この法律は手話が大切な言語であり、手話を使う人も使わない人も、共に生きる社会を目指すために、国や自治体が手話に関する施策を進めていくことを定めています。

■手話は言語
手話は、聞こえない人たちにとって日常生活・社会生活を送る上で大切な「言葉」です。音声言語とは異なりますが、同じように豊かな表現力を持ち、歴史や文化もあります。
手話についての理解を深めることが、誰もが暮らしやすい地域社会をつくります。手話を「特別なもの」ではなく、「身近な言葉」としていきましょう。

■手話に触れてみよう
身近な手話教室への参加など、「手話は言語なんだ」という意識を持つことから、始めてみませんか?市内にも手話サークルなどがあります。見学もできますので、興味がある方は伊那市社会福祉協議会ボランティアセンター(【電話】73-2544)へお問い合わせください。

◆手話にチャレンジ! ※詳細は本紙をご覧ください。
▽こんにちは
(1)お昼
人差し指、中指の2本を揃えて、額の左右中心に立てます。
(2)あいさつ
左右の人差し指を立てた状態から折り曲げます。
(1)(2)を続けて行うと「こんにちは」という手話になります。

▽ありがとう 感謝
左の手の甲を右手の側面でトンと叩いて戻します。

▽おつかれさま
縦にしたこぶしで、逆側の手首の甲側を2回叩きます。

問合せ:社会福祉課 障害者係