くらし ふくしいな-ゴミュニケーションの輪 おはなし訪問

「ゴミュニケーションの輪」の会は令和4年に住民同士の助け合い活動として発足しました。生活支援サポーター養成講座を受講した西町区在住の2名の方の「何か自分たちでもできることで地域活動をしたいね」という会話から始まりました。
会の名前は、「高齢になりゴミ出しができなくなるという話を聞くようになった。ゴミ出しのお手伝いをしながら定期的に顔を合わせ、コミュニケーションをとるきっかけにしよう」と、「ゴミ出し」と「コミュニケーション」を掛け合わせてつけました。
ところが、身近な所でゴミ出しを必要とする方が見つからなかったことで、学習会を企画しコミュニケーションについて学び直す中で、「相互の信頼なくしてはゴミ出し等の生活支援はできない」という気づきがありました。
そこで、令和6年11月からは活動方針を変更し、コミュニケーションの基本となる「会話」をする「おはなし訪問」を開始しました。お話を希望する高齢者等の自宅へ月1回訪問し、1時間程度おしゃべりをします。その中で、お聞きしたり気が付いたりした生活上の困り事を可能な範囲でお手伝いします。
現在はメンバー3名で月1回の定例会をしながら訪問活動をしており、長く続けていくためにもおしゃべりを楽しむようにしています。会の趣旨に賛同し、協力をしてくれる仲間を募集しています。
地域にお住まいの高齢の方を支えるお手伝いに関心、興味のある方は伊那市社会福祉協議会地域福祉係(【電話】73-2544)へお問い合わせください。