くらし 〔第62号〕農業委員会だより

■新年のごあいさつ
農業委員会 会長
増田善行(ますだよしゆき)

明けましておめでとうございます。皆さまには、お健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、旧年中は農業委員会にご支援とご協力を賜わり、感謝申し上げます。
まずは、昨年5月に一部地域において降ひょうや強風による農作物への被害が発生いたしました。改めて被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。また、昨年から各地で熊被害が多発しており市内も例外ではありません。農作業の際は単独行動を避け、農地には野菜や果実を廃棄せずに適切に処理をしていただくなど十分な対策をお願いいたします。
さて、農業をとりまく状況では、令和の米騒動とも言える米の品薄感と小売価格の高騰は、市民生活に大きな影響を与えており、国産食料の安定供給への不安が高まっています。このため国では2027年からの米政策の見直しに向け、消費者への安定供給、適正価格の実現、価格下落時の対策の仕組みづくりなど、安心して営農を継続できる施策の実現につなげていくこととしておりますので、その動向について注視していく必要があると考えております。
農業経営基盤強化促進法が改正され、地域での話し合いにより目指すべき将来の農地利用の姿を明確化する地域計画を策定することとされました。本市においても中野市地域計画が策定され、26年3月に公表しております。この地域計画は農地を次世代に引き継ぐために、地域農業の将来の方針である「地域農業の在り方」と、今後5年後10年後の耕作者を示した「目標地図」の2部構成で、地域の農業に関する未来設計図となるものです。さらに、内容につきましては随時更新し完成度を高めていくことが重要であり、特に「目標地図」は、より実効性のあるものになるよう毎年度見直しをしていく必要があります。
この中野市地域計画の策定にあたりましては、これまで各地区で座談会を開催し、大勢の皆さまにご協力をいただきました。この場をお借りし厚くお礼申し上げます。今後も地域の実態に応じて計画の見直しを実施していくこととしておりますので、農業関係者の皆さまにはご協力をお願いいたします。
また、農業委員会では農業協同組合と連携し農業者年金への加入を推進しております。25年度の加入実績では、「女性新規加入者数部門」などで独立行政法人農業者年金基金から理事長表彰を受賞しました。引き続き女性や若い世代の農業者の方々を中心に、加入促進に取り組んでまいります。
第8期の農業委員会は、本年4月で任期最後の1年を迎えようとしておりますが、引き続き地域の農業者・関係者の皆さまとともに委員一丸となり、日々の活動に取り組んでまいりますので、一層のご支援とご協力をお願いいたします。
結びに、皆さまのますますのご健康とご健勝とともに、本年が実り多き一年になることをお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

謹んで新春のお喜びを申し上げます
本年もよろしくお願いいたします

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農業者年金は納めた保険料が全て自分の年金になります。また、年金は生涯支給され、80歳前に亡くなられた場合でも一時金が遺族に支給されます。保険料の全額が社会保険料控除の対象となり、所得税や住民税の節税にもなります。

加入要件:
・65歳未満の方
・国民年金第1号被保険者(保険料納付免除者除く)
・年間60日以上農業に従事されている方

問合せ:農業委員会事務局
【電話】22-2111(内線409)