- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県飯山市
- 広報紙名 : 広報飯山 令和7年5月号
E(エ)ネルギッシュに
E(イー)ヤマで活躍している
皆さんを紹介します
■歌謡の力で地域を元気に
みゆき野歌謡フェスティバルへの思い
常盤地区 大野英昭さん
常盤地区にお住いの大野さんは、介護施設などでギターの弾き語りや歌謡曲を披露する歌謡ボランティアとして活動しながら、約15年前から「飯山市民カラオケ祭り」という歌謡イベントを開催しています。この歌謡イベントは観客が400人にもなる盛況をみせていましたが、令和2年以降、新型コロナウイルスの影響で中止が続きました。今年は、6年ぶりに飯山市文化交流館なちゅらで「みゆき野歌謡フェスティバル」と名称を変更し、8月10日(日)に開催されます。
大野さんがこの歌謡イベントを始めたきっかけは、ある歌謡イベントに参加したときの衝撃的な体験でした。それは、背中を丸めた80代の方が、曲が始まり歌いだした途端、背筋を伸ばして生き生きとした姿になり「カラオケにはすごい力がある」と大野さんは衝撃を受けたそうです。この経験が、歌謡イベント開催の原動力となりました。
今回の「みゆき野歌謡フェスティバル」は市外からの参加者も予定されていますが、大野さんは特に飯山市の方に多く参加してほしいと願っています。大野さんは「参加を通じて挑戦する気持ちや、自信を持つきっかけとしてもらいたい。そして、一緒に飯山を盛り上げてほしい」と歌謡イベント開催への思いを語りました。