くらし 《クローズアップ》飯山市の3年を振り返る
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- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県飯山市
- 広報紙名 : 広報飯山 令和7年11月号
江沢市長が就任し3年が経ちました。江沢市長が掲げた公約や、第6次総合計画に基づき、市民の皆さまと力を合わせながら進めてきた取り組みの進捗状況についてまとめました。
私たちのまちが、どのように変化し、未来に向けてどんな方向性を歩んでいるのか。その歩みを振り返りながら、皆さまにこれからの展望をお伝えします。
■住民と共に進めるまちづくりの軌跡
住民と「本気で聞く、本気で語る、本気でやる」をモットーに、これまで毎日休むことなく取り組んできました。進捗状況については3ページの通り私と職員が整理しました。ここでは、視点を少し変えて、公約や総合計画に盛り込まれていなかった取り組みと、公約通り進めたものの想定外の展開となったことを振り返ってみます。
第1に、「絵本を活かしたまちづくり」です。飯山市出身の作家・上野明雄さんから約7000冊の絵本を寄贈いただいたことがきっかけで始まったこの取り組みは、絵本コミュニケーターの皆さんの活躍によって軌道に乗りました。今後は「絵本のまち飯山市」として地域の皆さんにさらに楽しんでいただけるよう活動を広げていきたいと考えています。
第2に、雪活用の再挑戦です。2024年末に、雪活用に精通する南魚沼市の林市長との出会いを機に再挑戦の決意をしました。大阪で開催した真夏の雪遊びでは6時間で4200人以上が集まり、雪の魅力を実感。さらに、市内で雪冷房の実証試験を成功させました。
第3に、駅前市有地の活用についてです。公約を受けて事業者の計画見直しを促し、調停において事業者と合意に至りました。しかし、議会との合意には至らず、現在訴訟となっています。
第4に、予算編成で初めてパブリックコメントを実施し、2025年度予算について約80の意見を受け、そのうち約10件を原案修正しました。
以上、私の振り返りといたします。
江沢岸生
■市長公約に基づく重点政策

