くらし 飯山のニュース

■飯山シャンツェ ジャンプ台改修の説明会を開催
10月4日、「市長が市民と語る飯山シャンツェジャンプ台の改修」を飯山市公民館で開催しました。
これは2028年に開催予定の「信州やまなみ国スポ」冬季大会スキー競技会ジャンプ競技の成功に向け、飯山シャンツェのノーマルヒルの改修計画を市民の皆さまにお伝えするとともに、率直なご意見をお聞きすることを目的に実施されました。
当日は、江沢市長から国スポを受け入れることとなった経過や改修に伴う費用負担の割合、改修の必要性についての説明があり、その後、参加者との意見交換が行われました。

■カヌー(スプリント)競技 細見選手と酒井選手が国スポで活躍
10月3日から6日に滋賀県東近江市で開催された「わたSHIGA輝く国民スポーツ大会2025」のカヌースプリント競技で、長野県競技力向上対策本部所属で飯山市に在住の細見茉弥(まや)選手と酒井悠弦(ゆいと)選手が活躍しました。
細見選手は、カヤックシングル500メートルと200メートルの両競技で優勝しМVPを受賞、酒井選手はカヤックシングル500メメートルと200メートルで入賞されました。

■音楽とスポーツの融合イベント チームタクカップが開催されました
10月12日から13日にかけて、スキージャンプのオリンピックメダリストで、地域おこし協力隊の竹内択選手が率いるteamtakuが、音楽とスポーツを融合させたイベント「TAKE AIR MUSIC FES. and teamtakuCUP2025」(テイクエアーミュージックフェスアンドチームタクカップ2025)を、飯山シャンツェで開催しました。
12日の「TAKE AIR MUSIC FES.2025」では、土屋アンナさんや、DJ Celly(ディージェイセリー)×鳳蝶美成(あげはびじょう)など豪華アーティストによるライブパフォーマンスが披露され、会場は盛り上がりました。
13日は「teamtakuCUP2025」が開催され、市内外から小学生や一般選手が参加し、スキージャンプ競技が行われました。また、昨年に引き続き、竹内択選手に加え、北京五輪で金・銀メダルの小林陵侑選手、ソチ五輪で個人銀メダルの葛西紀明選手、女子日本代表として活躍が期待される一戸くる実選手によるトークショーも行われました。

■高齢者と観光客の交通難民解消 「いいやま相乗りタクシー」実証実験開始
10月15日、JR飯山駅千曲川口広場で「いいやま相乗りタクシー」実証実験のオープニングセレモニーを開催しました。
「いいやま相乗りタクシー」は、令和7年度(2025年度)日本版MaaS推進・支援事業による取り組みの一環で、市内の高齢者をはじめとする交通難民や観光客に向けた二次交通の課題を解消することを目的としています。
このサービスでは、利用者が配車アプリまたは電話を通じて予約を行い、同じ方向や時間帯の利用者を調整して相乗りをすることで、割引を適用し効率よく運行するシステムを採用しています。
当日は、JR東日本長野支社の下大園支社長や、タクシー事業者が出席する中、テープカットが行われたほか、車両の紹介も行われました。
なお、この実証実験は、令和8年(2026年)1月31日(土)まで行われる予定です。

■教育委員に小泉映磨(えま)さんを任命
10月24日、飯山市議会9月定例会で選任が同意された、飯山市教育委員会の小泉映磨委員(秋津地区・大久保)の辞令交付式を飯山市役所で執り行いました。小泉委員の任期は10月12日から4年間です。
辞令交付式で、小泉委員は「微力ではありますが、子どもたちのために協力させていただきます」とあいさつを述べました。
また、同日には任期満了となった吉越邦榮(くにえ)さん(常盤地区・戸狩)の感謝状贈呈式が行われました。贈呈式では江沢市長から感謝状が手渡され、平野教育委員からは花束が贈られました。吉越さんは、平成29年から2期8年間教育長職務代理者を務められました。退任に際して、吉越さんは「今後も子どもたちのために頑張りたい」とあいさつしました。

■第53回差別のない明るい飯山市を築く市民大会を開催
北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの弟である横田拓也さんが講演
10月25日、飯山市文化交流館なちゅらで、「第53回差別のない明るい飯山市を築く市民大会」を開催しました。
当日は、市内小中学生2名による人権作文の発表や、人権ポスターの展示が行われたほか、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表で、拉致被害者・横田めぐみさんの弟である横田拓也さんをお迎えし「北朝鮮よ、姉横田めぐみを帰せ!」と題した講演会が行われました。
講演では、横田めぐみさんが拉致された当時の話しや、現在の拉致問題について触れた上で「他人事ではなく自分事として考えていただきたい」と呼びかけました。また、未だに解決に至っていない悔しさを滲ませながら「拉致被害について多くの人に知っていただき、世論として日本政府に届けたい」と訴えました。