- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県東御市
- 広報紙名 : 市報とうみ 2025年12月号
海野宿は2025年に開宿400年を迎えました。この節目の年を契機として、住民が主体となり、多彩な記念イベントが開催されました。地域の歴史的価値を改めて見つめ直し、誇りと活力を育む一年となりました。
■海野宿絵画コンクール
7月1日〜11月2日、全国から41作品の応募があり、海野宿への想いが込められた温かい作品が集まりました。訪れる人々の心を和ませる作品の数々が展示されました。
■6色重ね押し海野宿スタンプラリー
10月1日から開催し、カラフルなスタンプを集めながら宿場町を巡る企画は、子どもから大人まで楽しめると大好評です。この企画は12月20日まで開催しています。
■記念講演会
10月5日、長野県立大学グローバルマネジメント学部教授・田村 秀(たむら しげる)氏を講師に迎え、「海野宿の街並みを守り、活かすためには―全国の重伝建地区における事例を踏まえて―」と題した講演が行われました。海野宿の魅力や保存のあり方について、参加者とともに考える機会となりました。
■グループワーク「暮らす人々が案内するまち歩き」
10月19日、地元住民の案内で宿場町を巡りながら、暮らしと観光の共存について意見を交わしました。まち歩き後のグループワークでは約300の意見が寄せられ、定期開催を望む声も多く上がりました。午後には「海野宿修理・空き家相談会」も行われ、専門家からのアドバイスが寄せられました。
■海野宿ふれあい祭り〝前夜祭〟
11月1日、白鳥神社を会場に、和太鼓演奏とジャズバンドコンサートが開催されました。東御市産ワインのワインバーも登場し、日没後の冷気を忘れるほどの盛り上がりを見せました。
■海野宿ふれあい祭り 特別版
11月2日、特設ステージの設置や佐渡市「金の道」事業との連携など、見どころ満載の内容に。絵画コンクール表彰式や記念グッズの販売も行われ、約9000人が訪れる盛大な一日となりました。
