くらし 町議会議員十二名決まる 行政と共に町の発展を託す(1)

公民館報編集委員会では、四月二十日執行の町議会議員選挙で当選された十二名の議員の皆さんに、町政に対する姿勢や抱負についてお聞きしました。

氏名・年齢・所属政党・( )は当選回数
一、職業
二、簡単な経歴
三、趣味
四、町政に対する姿勢や抱負

■中村佳太 30歳無所属 (1)
一、農業
二、慶應義塾大学商学部卒、元地域おこし協力隊
三、映画・音楽鑑賞
四、このたびの小海町議会議員選挙におきましては、本当に多くの皆さまから温かいご支援を賜り、おかげさまで初当選を果たすことができました。心より深く感謝申し上げます。
少子高齢化が一層進む今、若い世代がより主体的に社会と関わっていくことが求められています。例えば地方では今後、インフラの維持や、デジタル化が難しいサービスの存続など、世代を問わず日々の暮らしに直結する課題が今後さらに顕在化していくと予想されます。こうした問題に対して、現役世代が当事者として積極的に取り組んでいく必要があります。
すでに大小さまざまな課題に直面している方もいらっしゃるかと思います。ぜひ、その声を気軽にお寄せいただき、ともに解決への道を探っていければと考えております。
私自身の今期の活動を通じて、同世代やより若い世代の方々が議会や政治に関心を持ち、社会課題に目を向けるきっかけとなれるよう努めてまいります。
皆さまのご期待にお応えすることはもとより、それを上回る成果を目指し、全力で取り組んでまいります。今後とも変わらぬご指導・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

■小池喜昭 70歳無所属 (1)
一、農業
二、東京農業大学卒業、株式会社八ヶ岳高原ロッジ 四十四年間勤務 常務取締役 総支配人を歴任
現在…自然観察指導員 長野県自然保護レンジャー九期、星空宇宙天文検定二級、佐久警察官友の会個人会員、小海町農業委員会委員
三、自然観察・写真撮影
四、この度の小海町議会議員選挙において、多くの皆様に温かいご支援ご協力を賜り誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
私たちは、人との支え合いの中で日常生活をしています。この「助け合い」から「感謝」が生まれ「絆」となります。町民の皆様の「絆」を強固なものにするために、私は四十四年間のホテル勤務で培った接客で町民の皆様に寄り添い安心安全な小海にしていきたいと思います。
1.議会議員定数の削減
2.安心安全面の強化
3.次世代を担う子育て支援
4.定住者促進更なる強化
5.自然資源で観光の活性化
6.中部横断自動車道早期着工推進
皆様のご指導ご鞭撻をどうぞよろしくお願い申し上げます。

■菊池一巳 72歳無所属 (1)
一、農業
二、南佐久実業高校卒業 町会計管理者
三、ゴルフ、植木剪定
四、町を活性化し、移住者を増やし、過疎からの脱却を図るため、全国の自治体の成功事例を考察すると、地域の恵、財産、資源を活かし切った行政手法が成功の決め手となっています。幸い町には先達が築きあげてきた、福祉、医療、教育、文化施設、スポーツ施設、など豊かな財産を有しております。これらの財産、資源を創意工夫により十分に活かしきれば、地域活性化、移住者の受け入れ、子育てしやすい環境づくり、過疎からの脱却も実現可能だと考えます。これらの政策具現化のため、議員として提案提言をし、物言う議員として活動したいと思います。又、町内の独居世帯、老老介護世帯、昨今の物価高に喘いでいる生活弱者といわれる皆さんに寄り添い、小海町で暮らし続けることが「幸せ」であるために、皆さんの声を、町政につなげ、優しい町づくりのための活動をしてまいります。

■小池今朝之 73歳無所属 (1)
一、農業
二、南佐久実業高等学校卒、元町職員、元八那池区長、元豊里林野水利保護組合議長、元町開発公社副理事長
三、仲間とのゴルフ・八ヶ岳(稲子岳)のこま草の保護活動他
四、この度の小海町議会議員選挙におきましては、大勢の皆様のご支援を頂き本当にありがとうございました。心より深く感謝申し上げます。
私は、町と議会が何かギクシャクしていると感じていました。
そこで町には、各種事業などに対して充分精査してからの提案をお願いし議会は、提案内容に対ししっかりとした説明を求め納得したうえでこれを認める。このように町と議会は、無用な対立はせず議会の透明化を図りながら進められたら最高だと思います。そして、しっかりとスクラムを組み住んで良かったと地域に自慢できるような明るい町づくりを目指したいと思います。