文化 小海町高原美術館ニュース

アーティスト六名が滞在制作します!

美術館で七月五日に開幕する展覧会「生生流転」展に向けて、六月中旬よりアメリカから五名と日本から一名のアーティストが美術館近くに滞在し、作品制作を行います。
各アーティストは異なる方法で、プラスチック廃棄物や産業の副産物など変化しながら循環する非芸術的とも見なされる素材を使用し、社会の様々な問題や個人の歴史を背景に素材を再解釈し、私たちが日常のなかにある美しさやモノの非凡な性質に気づくための空間を作り出します。世の中の全てのものは常に移り変わり、いつまでも変化しつづけ永遠に生きることを意味する「生生流転」は各アーティストに通底する制作態度といえます。
本紙の写真は壊れたおもちゃなどのガラクタから作られた作品です。アメリカと皆さまから寄せられた日本のガラクタがどのような作品になるかご期待ください。