- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県長和町
- 広報紙名 : 広報ながわ 令和7年6月号
■古道を知り今そして未来へ
髙田(たかだ)傑(すぐる)隊員
◇協力隊の活動を終え
令和7年4月30日をもちまして、長和町地域おこし協力隊を任期が終了しまして退任となりました。
今、思い返せば3年間という、長かった様で短い期間でした。
様々な出会いや、苦難、気付きや刺激の多い3年間となりました。関わって頂いた皆さまに感謝しかありません。
協力隊としては、退任となりましたがそのまま長和町に住み続けていきますので、見かけた際にはお気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです。
◇今後の活動について
退任後も今までと同じく長和町に住みながら個人事業主として起業し、協力隊で実践した成果を今後の生業の一つとしていきながら生計を立てていくつもりです。
特に空き家を活用した事業を本格的に取り組み、産学官民連携を事業化していきたいと思います。
学生たちと共に、この長和町をより良い町にしていく取り組みを実践していきながら、地域外の人々に町へ来て頂けるような魅力的な町にできたらと思っています。
決して楽な道ではありませんが、今まで町でお世話になった皆さまと共にこの町を元気に出来るような事を地道に取り組み生きていければと思っています。
最後に、関係くださった皆さま本当にありがとうございました。
また、改めて今後ともよろしくお願い申し上げます。
※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
◇3年間の活動実績
〔スポーツを活用した地域振興・地域活性化〕
与えられたミッションが「スポーツを活用した地域振興、地域活性化」ということで、主にスポーツ大会の企画・運営・誘致などを行ってきました。
その中の一つ、「JBCFながわまちタイムトライアル大会」を誘致し、本年度で3回目となる大会も7月5日(土)決定しました。
本年度も運営に参画させて頂く予定です。
〔空き家を利活用した観光拠点作り〕
長野大学の学生たちと長和町にある空き家課題を解消するプロジェクトチームを立ち上げ、空き家を利活用した観光拠点を作り上げる事業を始めました。リノベーションを通じて、地域の皆さまや、行政、地域外の人々との交流を生み出し、地域への居場所や関係性の構築を図り、移住促進へ繋げていく仕組み作りを行いました。プロジェクトを立ち上げて本年度で2年目となり、今年も率先的に活動し、空き家課題への解消方法の一つとなる事業化に向けて邁進して参ります。