- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県原村
- 広報紙名 : 広報はら 2025年10月号
■参議院議員通常選挙で 若い世代が投票の啓発活動
7月20日の参議院議員通常選挙を前に、高校生の皆さんが投票の啓発活動を行いました。青木悠里さん、篠原しほりさんは15歳(高校1年生)、河西修佑さんは17歳(高校2年生)です。青木さんは「まだ選挙権のない、私たちの代わりに投票に行って欲しい」と、友人の篠原さんを誘い、一緒に参加しました。暑い日でしたが、スーパーの前でポケットティッシュを配って声がけをしました。今回は、連休の2日目にあたる投票日でしたが、期日前投票も浸透し、選挙への興味の高さがうかがえました。村内の投票率は県選出、比例区ともに64.75%(全国58.51%)でした。
■能登半島地震での活動に災害対応支援環境大臣表彰
令和6年能登半島地震に際し、職員を派遣し災害廃棄物の処理等の活動を行ったことについて、環境大臣から村に感謝状が贈られました。企画財政課の中村さんは羽咋市で廃棄物の受け入れ支援等を行いました。現地で住民同士、職員と住民がスムーズに助け合っている姿を見て、「近くにいる人が、いざという時には助けてくれる」と実感したそうです。「近所の方とコミュニケーションを取るなど、日頃からの関係性を大切にしたい」と話しました。村からは合わせて4人の職員を現地に派遣しました。
■4×400m「マイルリレー」に出場 広島で開催のインターハイ
諏訪清陵高校2年生の吉田健広さんは、広島県で7月25日~29日に行われるインターハイの陸上競技4×400mリレーへの出場を決めました。諏訪清陵チームは6月の北信越大会でベストタイムの3分13秒49を記録し見事1位に。現在のリレーチームは中学生時代に全員が県強化選手「チームながの」に選ばれており、速いメンバー揃いだそうです。全国舞台で、「準決勝進出と長野県高校記録更新(3分12秒51)を目指したい」と意気込みを語り、村長から激励金が贈られました。
※7月28日、3分12秒38で県高校記録更新となりました。
■バドミントンのクラブ対抗戦 2年連続、全国小学生大会へ
原小学校6年の行田奏介さんは、7月末~8月初旬に京都県で開催される第41回若葉カップ全国小学生バドミントン大会にクラブ対抗団体戦のメンバーとして出場します。5月に佐久市で行われた県大会に優勝し、出場を決めました。初出場の昨年に続き2回目です。7月16日、村長室を訪れた行田さんは「6年生になりショットのコントロールも良くなった」と成長を報告。目標は「予選リーグを1位突破し、決勝トーナメントでベスト4に入ること」と昨年以上を目指します。牛山村長は「最後まで強気に、日頃の成果を発揮して」と激励しました。
■地域の絆も深まる 夏季スポーツ祭を開催
7月12日、原小校庭で夏季スポーツ祭が開催されました。ジリジリと大変暑い日でしたが、日が暮れ始めればひんやり涼しい空気に。綱引きではタイミングと力を合わせた柏木区が強く、大縄跳びの「空を駆ける」では南原区が圧倒的に回数を伸ばして1位に。その他、混合メドレーリレー、男女年齢別リレーなどが行われました。今年度からの新種目もあり、子どもから大人まで多くの皆さんに挑戦していただきました。総合優勝は、全種目で強さを見せたやつがね区でした。
・湯呑みで水を運ぶ「満タンリレー」
・前回から連続優勝、やつがね区の皆さん
※詳細は広報紙19ページをご覧ください。
■職員のAI活用能力向上のため「HAC」研修を開催
7~8月、生成系AI導入アドバイザー、山田さんの主導により、職員向けのHara AI Challenge、略して「HAC」研修を計4回行いました。各回約30人が参加し、先進企業の皆さんの講義では自治体の生成AI活用事例、住民の皆さんにもお使いいただいている申請フォームの活用術といった実践的な学習を行いました。ワークショップでは、職員が今抱える仕事上の問題をスマートに解決するためAIの活用方法を考え、プロンプト(AIへの指示文)の作成を行いました。AIの活用で業務を正確かつ効率的に、ひいては、より良い住民サービスに結び付ける取り組みを行っています。
■棒高跳びで長野県3位 北信越大会に出場決定
原中学校2年の荒川龍平さんは7月に長野市で行われた県中学総体の棒高跳び競技で3m30cmの自己ベストを記録し、3位に輝きました。見事な成績で、8月に福井県で開催される北信越大会への切符をつかみました。荒川さんは村長を表敬訪問し、「北信越で8位入賞を目指したいが、周りも強いから自己ベストの更新が必要。今ある課題を克服し記録に挑戦したい」と話しました。棒を立てる動作が難しく、今、集中して練習しているそうです。村長は「大きな大会ほどプレッシャーがかかるが、その分記録も伸ばせるかも。頑張って」と激励しました。