くらし [特集]高森町に新たなパワーを!~地域おこし協力隊~

人口減少や高齢化が進む地域にとって、町に新たなパワーをもたらしてくれる移住者は貴重な存在。一方で、ライフスタイルの変化や心の豊かさを大切にする思考を背景に、都市部から地方への移住を目指す人も増えています。その双方のニーズをつなぐのが地域おこし協力隊。地域おこし協力隊とは、総務省が平成21年に開始した地域活性化のための制度です。自治体が都市部からの人材を必要に応じて募集し、地域おこし協力隊として委嘱。農業や観光業への従事、地域の魅力発掘やプロモーションなどさまざまな活動を通じて地域力を強化しながら、定住・定着を図る取り組みです。高森町では現在、8人の地域おこし協力隊が町を盛り上げるために活動しています。
今回は、高森町で新たな人生の一歩を踏み出した協力隊2年目の皆さんにインタビューを実施。現在の活動や暮らしてみて感じた高森町の魅力、今後の目標など話を聞きました!





地域商社「一般社団法人熱中たかもり」に勤務し、ふるさと納税のECサイトの管理や、ホームページに掲載する画像の撮影、画像編集などの作業に携わっています。また、農家さんや企業を訪問し、返礼品の提供をお願いすることもあります。
1年間高森町で暮らしてみて感じたのは「暮らしやすい場所だな」ということです。初めて訪れた際も良い印象を持ちましたが、日々を過ごす中で、穏やかで良い場所だなと実感しています。これまでで一番印象深かったのは、高森町で作られた果物や野菜のおいしさです。初めて農家の方々におすそわけでいただいた時には、あまりのおいしさに感動しました。このことが今も忘れられません。
特産品である市田柿はもちろん、リンゴ、ナシ、ブドウ、サクランボなど高森町では素晴らしい農産物が数多く作られています。農家の皆さんが愛情を込めて育てたおいしい生産物だからこそ、全国各地へ届けたい。ふるさと納税をきっかけに高森町の魅力や知名度をもっと広めていきたいと考えています。寄付数が増えればそれだけ地域経済の活性化にもつながります。今年度も、変わらず頑張りますので、よろしくお願いします。


※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。