くらし 令和8年 新春のごあいさつ

朝日村長 小林 弘幸

新春のごあいさつ
新年、おめでとうございます。
村民の皆様に於かれましては、ご家族お揃いで、健やかに輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、歌手・俳優として国民から親しまれ、村の誇りでありました上條恒彦さんがご逝去されました。心から哀悼の意を表したいと思います。
朝日村では、台風等大きな自然災害も無く平穏無事な年でした。しかし、全国的に乾燥による林野火災が多発した年でした。
朝日村では、主産業であります農業は、春先の生産調整や夏の高温障害の中、生産数で180万ケース・前年比102%、生産額で23億円・前年比87%で3億円の減少、資材高騰もあり農業経営は厳しい年でした。
数年間仕込んで来た重要施策が見える形となってまいりました。福祉の充実や人口減少対策の一助となる、あさひ診療所の着工・中組西住宅団地の造成・地域優良賃貸住宅の着工・新田バイパスの延長工事・大尾沢浄水場の完成・防災備蓄品の拡充・防災無線子局の増設・小学校長寿命化工事等、村の未来を見据えた重要な施策が着実に前進した一年となりました。これもひとえに、村民の皆様のご理解とご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。
さて、私は令和元年5月に村長に就任し、「福祉と融和の朝日村」をスローガンに、安心・安全・人口減少・少子高齢化・インフラや公共施設の老朽化などの諸課題に取り組んでまいりました。
本年は、村長2期目の集大成の年、併せて第6次総合計画後期基本計画の2年目であり、「人・自然・産業が輝き、夢・希望・笑顔あふれる朝日村」の実現に向けて、より具体的な成果を生み出す重要な年となります。
先ずは、高市内閣の目玉の国策であり物価高騰対策である、総額2兆円に上る重点支援地方交付金を活用し、生活者や事業者へ早い支援を目指します。
人口減少対策である住環境の充実では、中組西住宅団地の販売開始、古見地区に建設中の新婚及び子育て世帯向け地域優良賃貸住宅“テラスあさひ”5戸が完成し入居が始まります。これらは、若い世代の移住定住と地域の活性化に大きく貢献するものと期待しています。
医療・福祉の充実では、あさひ診療所の完成と診療開始により、村民の皆様が安心して医療を受けられる環境を整えます。
教育環境の整備では、朝日小学校の長寿命化改修工事の最終年として体育館の長寿命化工事、小学1年生を対象に25人以下での少人数学級の導入等子どもたちが安全で快適に学べる環境を整えます。
産業振興では、農業の担い手育成の為に新たに親元就農者支援や堆肥補助の継続、また、村内企業の大規模な増築や新たな企業による工場の稼働等働く場の拡大が見込まれます。その他、原新田西原への企業誘致にも積極的に取り組みます。
防災・減災・安全・安心な村創りとして、地域集会施設の耐震化補助金の新設、針尾防災センターの検討委員会立ち上げ、ため池の耐震診断も継続します。また、2050年に向けカーボンニュートラルを村民と一緒に進める為のゼロカーボンセミナーを定期開催いたします。
公共施設の老朽化対策として、中央公民館周辺施設のあり方の再検討や各種公共施設の改修計画を進めます。
私は、村政の基本は「対話」と「融和」であると考えています。融和集会をはじめ、様々な機会を通じて、村民の皆様の声に耳を傾け、共に考え、共に行動する、この姿勢を本年もさらに強化してまいります。
村民の皆様お一人お一人が主役となり、手と手を取り合い、明るく希望に満ちた朝日村を、共に築いてまいりましょう。
結びに、本年が、村民の皆様にとって、健康で幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

朝日村議会議長 小林弘之

新年あけましておめでとうございます
村民の皆さまには、令和8年の新春を健やかにお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
日頃より朝日村議会の活動に御理解と御協力を賜り、議会を代表して深く感謝申し上げます。
令和7年を振り返りますと、議会は任期2年の折り返しを迎え、4月には正副議長選挙を行い、新体制での議会運営が始まりました。
朝日村の将来を見据えた数多くの重要な事業が進展した一年でありましたが、一方で基幹産業である農業では、春作の販売価格低迷により厳しい状況が続きました。村では、農業者支援事業として堆肥補助の増額を実施することとし、議会においてもその内容を審議し議決したところであります。
また、村を代表する歌手・俳優としてご活躍された上條恒彦さんが7月にご逝去されました。特に信州博覧会における「朝日村ファンタジー」は、村をあげての取り組みとして深く心に残るものでした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
さて村の主な事業としては、環境省が推進する太陽光発電を主体とした「地域レジリエンス自立分散型エネルギー設備導入事業」を行い、災害時の拠点となる役場庁舎及び小学校の屋根に太陽光発電設備と蓄電池が整備され、CO2削減と有事の際の施設機能強化に向けた大きな一歩となりました。また、地域医療の拠点となる「あさひ診療所」の建設が着工し、将来にわたり村民の安心を支える医療体制の整備が着実に進んだ年でもありました。
生活基盤では、安全で安定した水供給を担う大尾沢浄水場が12月に竣工し、村民生活に直結する重要インフラの更新が完了しました。加えて、長年の課題であった県道新田バイパス工事がいよいよ着工し、地域交通の安全性と利便性の向上に大きな期待が寄せられています。また、若者の定住促進に向けて地域優良賃貸住宅の整備が進められ、新たな住宅団地の造成にも着手されました。人口減少に直面する本村にとって、将来の地域づくりを支える基盤整備として大変意義深い取り組みです。
迎えた令和8年、議会としては本来の役割である、行政運営の適切な確認と検証に、引き続き取り組んでまいります。あわせて、「対話」「協働」「未来志向」を軸に、村民の皆さまとの対話を大切にし、現場の声を行政に届けてまいります。その上で、課題解決に向け行政と建設的に協働し、共に村の将来像を描いてまいりたいと考えています。特に、若い世代が安心して子育てできる環境づくり、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる福祉体制の充実、そして農林業や観光をはじめとした地域産業の活性化は、喫緊の課題です。実効性のある提言や政策の検証を丁寧に進めてまいります。
また、防災・減災の強化は、災害リスクが高まる中で最重要の取り組みと認識しております。地域の防災力向上に資する施策の推進に、引き続き注力してまいります。
結びに、令和8年が村民の皆さまにとりまして、希望に満ちた明るい一年となりますよう心より祈念し、新年のご挨拶といたします。
本年も朝日村議会に変わらぬ御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。