- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県朝日村
- 広報紙名 : 広報あさひむら 2026年1月号
令和7年12月議会、村長提案説明内容を抜粋してお知らせします。一般質問・審議内容等は議会便りをご覧ください。
先ずは、今年は台風や秋雨前線による大雨や線状降水帯等の発生も無く、大きな災害が無かった事に安堵いたしました。
気象と大きな関係のある農業ですが、先月JA松本ハイランド朝日支所の野菜生産販売実績検討会が開催され、生産販売の速報値が示されました。春先の生産調整や夏の高温障害がある中、生産数は180万ケースで前年比102%、販売金額は23億円で前年比87%、3億円の減少でした。資材の高騰等、農業経営は引き続き厳しい状況です。
気候・天候に左右される産物に秋のキノコがあります。特に松茸は降雨量や降雨時期が影響し、昨年より大幅に収穫が落ち込んだとの事でございます。
降雨量に関しましては、村民より今年の水道水は大丈夫かと、ご心配の声もいただきましたが、昨年より大尾沢の浄化槽を砂ろ過から膜ろ過に切替え浄水能力が30%向上した為、安定した給水が出来ました。
5年に一度の国勢調査が行われました。ご協力いただきました調査員並びに村民の皆さまに感謝申し上げます。国勢調査の結果ではございませんが、本年10月1日現在の年齢別人口について、市民タイムスの報道によりますと、中信地域16市町村で15歳未満の占める割合は、11・7%と朝日村が一番高い数値でありました。福祉あふれ住みやすい村創り、特に子育てに優しい村創りを進めて参りました結果、子育て世代の移住場所として受け入れられている事は、大変喜ばしい事と捉えています。今後も人口減少対策を積極的に進めてまいります。
数年間仕込んで来た各種事業が見える形となってまいりました。人口減少対策の一助となる中組西住宅団地の造成が中組地区で、若者の移住定住・子育て世帯を応援する若者世帯向け地域優良賃貸住宅の建設があさひ保育園の西で、村民の安心と福祉の向上となる、あさひ診療所建設が朝日小学校の隣で、交通の利便性向上に繋がる新田バイパスの建設も大分進んでまいりました。
その他、村内企業でも新たな投資や事業所の再構築が始まっています。カンロ株式会社の増築工事、長年休止状態であったIHIアグリテックの工場に新たに共栄社シバウラ株式会社が設立され稼働の準備を進めています。これらにより、村民の働く場の拡大が見込まれます。その他、各課トピックスに触れます。
■総務課関係
朝日村地震総合防災訓練を9月上旬に行いました。住民が災害発生時において「自らが何をすべきか」を考え、地域住民同士の共助や近助の精神、地域の自主防災力の向上を主眼に、安否確認を含め2,700人が訓練に参加いただきました。
また、災害時における防災備蓄品の強化を図るため、約5,000万円をかけ、防災備蓄品の整備をしました。主な物は、調理用品及び給水設備、テント・ベッド・トイレ、機械器具・照明器具等でございます。財源は国庫補助2分の1、残りは特別交付税により措置されます。
その他、同報系防災無線子局増設工事として、緊急防災減災事業債を活用し事業費は約800万円で、西洗馬防災センター駐車場に防災無線の屋外子局を増設いたしました。
■企画財政課関係
先ほども触れました、あさひ保育園西に建設を進めている地域優良賃貸住宅は現在基礎工事を進めています。今議会で設置条例がお認めいただければ令和8年1月より入居募集等の条件を公表していく予定です。
■住民福祉課関係
あさひ診療所建設工事は、来年度早々の完成を目指し順調に進んでいます。
民生委員・児童委員の改選時期を迎え、12月1日に厚生労働大臣より委嘱が行われ、新任6名・再任6名の体制でスタートいたしました。任期は3年でございます。
■建設環境課関係
第2回ゼロカーボンセミナーが10月にセイコーエプソン様を講師にお迎えし開催されました。これは、村民・事業者・行政が一体となり、脱炭素社会の実現に向けた取組の一環として行われ、多くの皆さんに聴講をしていただきました。第3回は令和8年2月を予定しております。
大尾沢浄水場建設事業ですが、令和4年9月に着工し、総工費約10億円で今月完工し15日に竣工式が執り行われます。
土地開発公社の関係ですが、中組西住宅団地造成工事は6月に着工し、道路舗装工事を残すのみとなりました。販売は令和8年4月を予定しています。
■産業振興課関係
今年の農業生産は、先ほども触れましたとおり農家の皆さんにとって厳しい一年でありました。来年に繋がる支援策として、堆肥補助の増額をし、1トンあたり2︐000円の補助を実施しています。ご利用をお願いいたします。
松くい虫対策ですが、西洗馬地域に感染が拡大しています。先月末に対策協議会を開催し、今後は西洗馬地域でも2〜3年後を目途に樹種転換事業を推進してまいります。
11月上旬、あさひマレット場の閉場に当たり、36年間に感謝をし、マレットの集いが行われ、村内外より35人の参加がありました。来場者数は、多い時には年間1万8千人、最近では年間400人となり、愛好家の高齢化により山岳コースは敬遠されがちとなっていました。
あさひプライムスキー場では、先月末に来場者数の増加や雪作りが順調に進む事を願い12月20日オープンに向け安全祈願祭を実施しました。
■教育委員会関係
朝日小学校の給食棟と昇降口棟の長寿命化工事が順調に進んでおり、今月半ばには新たに導入した調理器具類の確認の為に試作調理が行われ、2学期中には給食の提供が可能になります。給食停止期間中は仕出し弁当での対応となり、保護者や関係者のご理解とご協力に感謝申し上げます。
その他、朝日小学校では来年度から1年生を対象に25人以下での少人数学級の導入を検討しています。これは、入学間もない子ども一人一人への丁寧な対応や教育の多様化と個別最適な学びの実現を図るためでございます。
また、あさひ保育園では全てのこどもの育ちを応援し、良質な育成環境を整えるために、国の進める“こども誰でも通園制度”の導入を進めています。
次に公民館事業についてですが、10月13日に行われた体育祭“スポーツフェスティバル”はスポーツ団体の皆さんのご協力により、天候の悪い中650人の参加をいただきました。27回を数える村民ゴルフ大会ですが、ゴルフ関係団体のご協力により10月19日に行われ53名の参加をいただきました。
朝日村文化祭は今年もJAと同一会場で、“朝日村の昭和100年を振り返って”をテーマに開催され、上條恒彦さんを偲ぶミュージカル“朝日村ファンタジー”の記録番組の上映や文化発表会も大変好評でした。
美術館は改修工事も順調に進み、民俗資料館では土器類の再展示を進めております。
