- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県木島平村
- 広報紙名 : 広報きじま平 令和8年2月号
◆木島平型教育で児童生徒の学力向上はできるか
関達夫議員
▽これからの村の教育をどう発展するか
[質問]
(1) 教育長に再任されたが、今年改定した教育大綱に沿った計画をどのように展開するか。
(2) 中学校体育館に「飛龍在天(ひりょうてんにあり)」という額が掲げられているが、私は「中学校で生徒たちが学び、大きく育つ」と解釈している。児童生徒の学力向上第一の取組みを。
[教育長]
(1) 児童生徒の減少はあっても、一人一人の学びの充実を図ることの対応に変わりはない。
大綱に載っていることは地域ぐるみで子どもを育てるメッセージであり、たくましく育つ環境を整えることである。
キーワードは「支える」「伸ばす」「つなげる」「つながる」として定めた。
(2) 「学力」という言葉は、聞き手側・読み手側によって意味が安定していない。学校教育の認知は、テスト評価と学ぶ意欲など多様である。これからの社会で求められる力をつける創造性と、変化に適応する人間的能力の育成など、地域ぐるみで子どもを育てることが必要である。
▽国際交流で村の子どもを育てる
[質問]
(1) ルクセンブルク大公国との交流事業は、いままで1 1 0 名余の参加者がいると聞いている。過去の参加者にアンケートをお願いしたが、その結果は。
(2)30年の経緯を踏まえ、今後の取組み、理念は。
[教育長]
(1) 事業継続の参考意見を伺う目的で行い、43人から回答があった。内容は、「その後の生活に生かされていることは」「これから参加する中学生に一言」など。
今後、その内容を、これから交流訪問する中学生の資料となるよう紹介していく。
11人がホストファミリーとの交流が継続中と把握できた。
(2) 参加希望者には「なぜ参加したいか」「どう生かしていくか」
などの聞き取り、面接で決定している。帰国後は、校内発表会を実施し、学びにつなげ、村ウェブサイトでも公開している。
今後も経費削減に努め、子どもたちが多様な価値観や文化を学べるよう行っていきたい。
▽区への補助事業の見直しは
[質問]
地区内を流れる水路は、区民全員で保全管理をしている。高齢化、戸数・人の減少で作業は苦慮している。工事を行うに、地元負担は6割、分担金は一戸当たり2万円の限度額だが、負担は大きい。負担率、補助金の見直しは。
[総務課長]
現段階で区への補助事業の拡充などは考えていない。中山間直接支払い、多面的機能支払いなど有効活用いただきたい。補助金を増やしても、人手不足もあり、区の活動負担が軽くなるものではないと考える。
地域の人手不足、高齢化に対応できる取組み、支援策を今後検討、研究を加え、区長会などとも検討をしたい。
▽新たな農業生産品目を探し出す
[質問]
(1) 農業生産に係わる補助事業制度の利用が少ない。地域の農業を支えるためにも、独自に果樹栽培、花き栽培している方も対象としないか。
(2)令和7年度の利用状況は。
[産業課長]
(1) 新たな作物の栽培、作付面積を増やす場合に、苗代の一部を補助する制度。ながの農協の畑作振興計画に基づき13品目を定めている。安定した販路、栽培技術の支援体制が整っていることが重要と考えている。
(2) 現在、アスパラ1件、ズッキーニ2件で、合計2万3千円。
