くらし 地域おこし協力隊通信 Vol. 100

(小滝地区担当 飯塚三千代)

暑さが厳しい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

前回、4月号で記事を書かせていただいてから早くも4か月。

この他にも、新しい栄村体験をさせていただきました。

「今年の雪消えはゴールデンウィークあたりだろう」と聞いた時は、「えっ?5月くらいまで雪があるの?」と半信半疑でしたが、本当にゴールデンウィークまで田んぼや畑の上には雪が残っていました。桜が咲いていてもその根元には雪があり、春のような、冬のような、私にとってはなんとも不思議な光景でした。そして雪が消えると、消えたところから「ふきのとう」や「こごみ」などの山菜が次々と顔を出し、春の訪れを実感しました。食べたことのない山菜も教わり、個人的には「ヤブカンゾウ」のお浸しがお気に入りです。

お米作りでは、すじあげや苗伏せなど、田植え前に行う工程に参加させていただきました。田植えの様子も間近で見るのは初めてで、田植え機で植えていくスピードが思ったよりも速くてビックリしました。

田植えが終わると、田休みですね。みんなでネマガリタケの皮を剥き、タケノコ汁をいただいたのは、忘れられない思い出です。指にクルクルっと巻きつける皮の剥き方も教わり、マスターしました。

そして、この春からは、小滝集落の一角をお借りして、野菜作りにも取り組んでいます。初心者なので、自分が食べたい野菜や、比較的育てやすそうなものを選んで植えました。(畑の半分がさつまいもになりました)いろいろと失敗もあると思いますが、先輩方に教わりながら、収穫を目指していきます。

今年の夏は、気温に加えて湿度も高く、体調管理が大変かと思います。かくいう私も、この記事を書いている7月現在、湿気にやられて早くも夏バテ気味です。特に暑い時間帯は外での作業を控えるなど、作業配分を見直して、元気に夏を乗り越えたいと思います。皆さまもお体に気を付けてお過ごしください。