くらし 【特集1】恵那市みらいビジョン2045、第5次行財政改革大綱を策定しました
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県恵那市
- 広報紙名 : 広報えな 2025年11月号 No.400
平成28年度から始まった「第2次総合計画」と「第4次恵那市行財政改革大綱」は、令和7年度で計画が終了します。これに伴い、これまでの取り組み状況や課題などを検証し、令和8年度から始まる新たな計画と大綱を策定しました。
■恵那市みらいビジョン2045(第3次総合計画)
◆総合計画とは
市の最上位の計画で、まちが目指すべき将来像を定め、実現に向けて取り組む内容をまとめたものです。令和8年度から始まる第3次総合計画は、2045年までの20年間の計画にあたる「基本構想」と4年ごとで見直す「基本計画」の2層で構成します。
▽基本構想20年間
計画期間:令和8年度~27年度
目指すまちの将来像、基本方針、土地利用構想など定めます。
▽基本計画4年間
計画期間:令和8年度~4年ごとの見直し
基本方針ごとの取組の柱など定めます。
◆将来像 自然とともにひととまちが輝く活力あふれる恵那
自然を守り、生かしながら将来像を実現するため、次の四つを基本方針として設定します。
1.みらいを担うひとを育む
▽取組の柱
・子ども・子育て支援の充実
・保育・教育環境の充実
・生涯学習・文化
・スポーツ活動の振興
2.安心・健康に暮らせる
▽取組の柱
・健康づくりの推進と医療救急体制の充実
・地域共生社会の推進
・高齢者福祉の推進
3.安全・快適に暮らせる
▽取組の柱
・防災・消防機能
・交通安全対策の強化
・都市基盤・公共交通の整備
・自然・環境保全の推進
4.活力・魅力を生み出す
▽取組の柱
・産業・観光振興の推進
・農林業振興の推進
・協働のまちづくりの推進
将来像の実現に向け、「リニア開業を見据えて新しい人の流れをつくる」をテーマに基本計画で特に力を入れて推進する取り組みを、重点プロジェクトとして定めています。
◆重点プロジェクト
1.地域で育む恵那っ宝(こ)プロジェクト
・屋内遊び場の整備
・新しい公園の整備
・子どもの居場所づくりなど
2.恵那の食の価値向上プロジェクト
・発酵食文化の活用
・認証制度
・地産地消の推進など
3.にぎわい拠点レベルアッププロジェクト
・空き店舗活用
・観光誘客の強化
・地域経済循環など
Q:総合計画って、私たち市民の生活には関係あるの?
A:実は市民の皆さんの生活に大きく関係しています。「20年後の恵那市をどんなまちにしていきたいか」を市民の皆さんと市で一緒に作った計画です。
▽市民の皆さんの声を取り入れ策定を進めました
・総合計画審議会(委員18人5回開催)
・市民アンケート(対象2,000人回収率44.6パーセント)
・小中学生アンケート(対象1,177人回収率81.3パーセント)
・中学校・高校ワークショップ(3校)
・パブリックコメント(件数30件)
▽SDGsの推進
SDGsの17の目標は、経済、社会、環境の大きく三つの側面から構成されています。第3次総合計画では、「自然とともに」を基盤とし、「活力あふれる」(=経済)、「ひとが輝く」(=社会)、「まちが輝く」(=環境)の三つの側面の調和を大切にした計画です。
■第5次恵那市行財政改革大綱行動計画
行財政改革大綱行動計画は、市の行財政改革に関する基本的な考え方や方針を示すものです。
第4次までの行財政改革の実践や現在の本市を取り巻く状況を踏まえたうえで、令和8年度から始まる第5次行財政改革の基本理念と推進方針を次のように決定しました。
◆基本理念時代を変える、動く改革

問合せ:企画課
【電話】26-6806
