くらし 特集 まずは、歩くことから

市では、「誰もが元気に歩き続ける健康のまちみのかも」を合言葉に、健康に関するさまざまな取り組みを行い、自立して健康に生活できる期間である「健康寿命」の延伸を目指しています。
今回の特集では、市の健康について「身体活動・運動」の中でも誰でもできる「歩く」を中心に、健康に関するデータと共に考えます。

「身体活動」とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する全ての動きを指します。また、「運動」とは、身体活動のうち、スポーツやフィットネスなどの健康・体力の維持・増進を目的として計画的・意図的に行われるものを指します。
身体活動・運動の量が多い人は、少ない人と比較して2型糖尿病や循環器病、がん、うつ病、認知症などの発症や罹患(りかん)リスクが低いことが分かっています。
日本では、身体活動・運動の不足は喫煙、高血圧に次いで非感染性疾患による死亡の3番目の危険因子であるとされており、身体活動・運動の実践は、健康寿命の延伸に大きく影響します。

■運動習慣を持とう。
運動習慣がある人は、ない人に比べ、生活習慣病の発症や死亡のリスクが低いことが、多くの研究で報告されています。
市では、5年に一回程度「健康についてのアンケート調査」を実施しています。令和4年度の調査によると、年齢が高い人ほど、意識的に運動をしている人の割合が高くなります。一方で、20代から50代の世代は4割から5割程度に留まっています。この世代は、仕事運動習慣を持とう。意識的に運動をしている人の地区別割合意識的に運動をしている人のうちウオーキングをする人の割合出典:美濃加茂市「健康についてのアンケート調査(令和4年度)」や子育て、介護などで、運動をする時間を十分に確保できていない状況があると考えられます。
また、「意識的に運動をする人の地区別割合」を見てみると各地区ごと下米田地区は、前回(平成30年度)の調査と比べて、意識的に運動している人の割合が高くなっており、運動習慣を持つ人が増えたと考えられます。
また、意識的に運動をしている人のうち、一番多い運動はウオーキングで、前回の調査と比べても、どの地区でもウオーキングの割合が多くなっています。

・意識的に運動をしている人の割合

・意識的に運動をしている人のうちウオーキングをする人の割合

・意識的に運動をしている人の地区別割合

出典:美濃加茂市「健康についてのアンケート調査(令和4年度)」

■+(プラス)1日10分歩こう。
「歩数」というのは、比較的活発な身体活動の客観的な指標であり、これまでの研究で、歩数と疾病の罹患率や死亡率との間には明確な因果関係があることが確認されています。
ウオーキングなどで歩くことによる毎日の「歩数」の増加は、健康寿命の延伸につながる直接的かつ効果的な方法で、肥満や生活習慣病などの予防や改善のほか、ストレス解消、認知症予防などさまざまな効果があります。
ウオーキングは10分行うと、おおよそ「1,000歩」前後になり、特別な道具や場所もいらず、手軽に始めやすい運動です。忙しい人でも、左記のポイントを意識することで、隙間時間や移動時間を使って取り入れることができます。
市ではこれまで健康増進を目的に、ウオークみのかもやクアオルト健康ウオーキング、ウオーキングアプリの導入など、ウオーキングに関するさまざまな事業に取り組み、推進してきました。
ウオーキングイベントなどは定期的に開催していますので、この機会に、お気軽にご参加ください。まずは、1日あたり「+10分」のウオーキングを意識してみましょう。

・市と全国の1日の平均歩数

●[point]忙しくて、時間がないという人もちょっとした工夫で歩数がアップ。
・近くのお出かけは、歩いて行こう
・毎日の歩数を記録しよう
・積極的に階段を使おう
・少し遠くの駐車場を使おう

●効果的なウオーキングの方法
・良い姿勢を保つ
頭のてっぺんが糸で引っ張られているようなイメージで、背筋を伸ばし、顎を引きます。肩の力は抜いてリラックスしましょう。
・「ややきつい」と感じる速度で
会話ができる程度の速歩きが効果的です。うっすら汗ばむ程度を目安にしましょう。
・歩幅はやや広めに
いつもより少し大きめの歩幅(目安は「身長×0.45」程度、または肩幅程度)を意識すると、より効果的です。
・目線は前方に
目線は約10m~15m先を見て、下を向かないようにします。
・腕をしっかり振る肘を軽く
90度程度に曲げ、腕を前後に大きく振ることで歩幅が広がり運動効果が高まります。
・かかとから着地し、つま先で蹴り出す
足はかかとから着地し、後ろ足の親指で地面をしっかりと蹴り出すように体重移動を行います。

問合せ:健康課成人保健係
【電話】66-1365