くらし 正しいごみの取り扱いと捨て方 ごみが原因の火災を防ごう

近年、全国でごみが原因の火災が発生し、収集車やごみ処理施設に被害が出ています。
もし、可児市でも同様の事故が発生したら、ごみの収集ができなくなります。そのようなことが起こらないように、火災の代表的な原因となる製品は、正しく取り扱い、捨てましょう。

■小型充電式電池(リチウムイオン・ニカド・ニッケル水素電池)
小型で充電して繰り返し使える電池で、スマートフォンやモバイルバッテリーなど身近な製品に使用されています。外部からの強い衝撃により、爆発や発火する危険性があります。
この電池が入っている製品を使用する際は、次のことに注意し、正しく捨てましょう。
・スマートフォン
・パソコン
・モバイルバッテリー
・ゲーム機
※イラストの品目は一部です。

▽使用する際の注意点
・衝撃を与えない
・むやみに分解、修理、改造しない
・膨張、悪臭などの異常があれば使用しない
・熱くなる場所に放置しない

▽正しい処分方法
市役所、各地区センター、エコドームにある小型家電回収ボックスに入れる(投入口30cm×15cmに入らないものは不燃ごみ金物類で捨てる)

■ガスボンベ類(カセットボンベやスプレー缶など)、ライター
ガスが残った状態で捨てると、外部からの強い衝撃により、爆発する危険性があります。ガスボンベ類、ライターを捨てる際は、次のことに注意しましょう。

▽正しい処分方法
・中身を完全に使い切る
・中身が使い切れていない場合は、風通しが良く、火気のない屋外で風下に人がいないことを確認し、ガス抜きする
→不燃ごみ金物類で捨てる
※ライターは分解しない。

▽ガスボンベ類のガス抜き方法
・「ガス抜きキャップ」でガスを出し切る
※使用方法は製品によって異なるため、製品に記載の使用説明を確認してください。
・缶を振って、中身がない(「シャカシャカ」などの音がしない)ことを確認する
※ガス抜きの方法はこちら(二次元コードは本紙掲載)

■石灰(集積場には出せません)
家庭菜園などで利用される石灰は、水分を含むと化学反応を起こし、発熱するものがあります。集積場には出せないごみのため、購入店や製造元などに正しい捨て方を確認してください。

※「1つくらいなら大丈夫」ではなく、ルールを守り、正しく捨てましょう。ご理解とご協力をお願いします。

問合せ:環境課
【電話】内3406