くらし もっとエコピカプラス

■10月からごみの出し方が変わります
3月の町議会定例会で町廃棄物処理条例の改正議案が可決され、令和8年4月1日から家庭系ごみの有料化および事業系ごみの料金改定などを実施します。あわせて、10月からごみの収集方法も一部変更します。
住民の皆さまおよび事業所の皆さまには、ご理解とご協力をお願いします。

◆家庭から出るごみ
◇可燃ごみ
令和8年4月より、可燃ごみの収集には有料化に対応した新しいごみ袋を使用します。
出し方に変更はありません。

◇粗大ごみ
「不燃ごみ(金属類、ガラス、がれき類)」および「燃える大型ごみ」は、ごみの区分名称を「粗大ごみ」とし、ステーション回収(従来の自治会毎の収集)から拠点回収場への自己搬入に変更します。また、令和8年4月からは有料となります。

◇資源ごみ
「ビン、缶、ペットボトル、プラスチック製容器包装類、発砲スチロール、白トレイ」は、変更ありません。「緑ごみ」は、ステーション回収から拠点回収場への自己搬入に変更します。「紙類(新聞紙、雑誌、ダンボール、牛乳パック)、紙製容器包装類、雑がみ、古着類」は、ステーション回収からエコステーションや民間の回収ボックスなどを活用する方式に変更します。

※拠点回収場…粗大ごみや緑ごみの自己搬入施設を町内に一か所新たに整備します

◆今後のスケジュール

◆事業所から出るごみ
◇可燃ごみ・粗大ごみ
変更ありません。毎週2回(水曜、土曜)の自己搬入(町の許可が必要です)、もしくは許可業者へ収集を依頼してください(有料)。

■令和8年4月からごみ処理を有料化します
◆有料化の対象は?
今回の有料化の対象となるのは、家庭から出る「可燃ごみ」、「粗大ごみ」と、事業所から出る「粗大ごみ」です。また、事業所から出る「可燃ごみ」の料金を変更します。粗大ごみとは、「燃える大型ごみ」と「不燃ごみ(金属・ガラス・がれき)」のことです。
なお、家庭から出る「資源ごみ」は従来どおり無料で収集します。

家庭

事業所

※事業所から出るごみは、必要に応じて運搬費や破砕費がかかります

◆どうして、有料化するの?
町ではこれまで、ごみの減量を推進するために、プラスチック製容器包装類や紙製容器包装類、雑がみ、緑ごみの分別回収を実施し、エコステーションの設置により住民の分別意識を高めてきました。
現在、岐阜県内では岐南町と岐阜市を除く全ての自治体がごみの有料化を導入しており、住民からも「いつ実施するのか」という声が寄せられていました。過去にも導入の機会はありましたが、住民の負担を考慮し慎重に検討を重ねた結果、コロナ禍の影響もあり見送ってきました。
しかし、下記の課題を解決するため、昨年度設置した町廃棄物対策協議会の提言やパブリックコメントを踏まえ、正式にごみの有料化を決定しました。

◇現在使用しているごみ袋が使えなくなります
令和8年4月から有料化に対応した新しいごみ袋を使用します。現在のごみ袋は使用できなくなりますので、計画的に購入してください。

(現行)みどり色　→　(新)デザインが変わります

◆ごみに関する町の課題
◇負担の不公平感
ごみの処理費用は現在すべて税金で賄われており、排出量に関わらず負担が均一となっています。そのため、ごみを多く出す人と少ない人の間で負担の公平性が保たれていないとの声があります。
→有料化の導入により、ごみの排出量に応じた適正な負担を実現します。

◇次期ごみ処理施設の負担金
令和9年4月に稼働予定の次期ごみ処理施設に対する町の負担金は、組合構成市町(岐阜市、羽島市、岐南町、笠松町)のごみ排出量に応じて決まります。負担を抑えるためには、ごみの減量が不可欠です。
→有料化の導入により、分別意識の向上とごみ削減の推進を図ります。

◇近隣市町のごみの流入
近隣市町ではごみの有料化が進められている一方、岐南町では無料でごみを排出できるため、「近隣市町からごみが流入しているのではないか」といった苦情や意見が多数寄せられています。
→有料化の導入を通じ、流入ごみを抑制します。

◇環境美化監視員や自治会の負担の限界
環境美化監視員や自治会役員が担当している資源ごみや不燃ごみ回収時の立ち当番は、年間42回あります。今後、高齢化や共働き世帯の増加、生活様式の多様化により、この状況を維持していくことが困難になると予想されます。
→不燃ごみなどを拠点回収場へ自己搬入する方式に変更することで、自治会などの負担を軽減します。

◆住民説明会を開催します

※申込不要
※駐車場に限りがあるため、自転車や徒歩での来場にご協力ください

ごみ処理の有料化に伴うごみの出し方(拠点回収(自己搬入)など)については、今後も毎号のエコピカでお知らせします。

問合せ：くらし安全課
【電話】247-1360