子育て 子ども食堂ってどんなところ?

近年、ひとりで食事をとる「孤食」や、経済的な理由から十分な食事がとれない子どもたちの存在が社会課題となっています。こうした子どもたちに、安心できる居場所で温かな食事を安価で届けようと始まったのが「子ども食堂」です。
子ども食堂は、気軽に利用できる「地域の食卓」として、子どもはもちろん、保護者や高齢者、地域のボランティアまで、さまざまな人が集い、交流できる場となっていることから「地域食堂」とも呼ばれています。また、子どもたちが勉強をしたり、地域の方々が参加して運営に携わったり、希薄になりがちな地域交流や賑わいをもたらす拠点として、「多世代が交流できる場所」の役割も担っています。
現在、町内には5つの子ども食堂が、食を通じて子どもたちが安心して過ごすことができる居場所づくりを進めるとともに、子どもたちの健やかな成長や子ども同士の交流を目的に活動しています。町では、運営費の一部を支援しています。

◆提供しているものは?
原則食事の提供ですが、コロナ禍以降は、持ち帰り形式で行っているところもあります。

◆いつ開催しているの?
毎月1～2回開催しています。提供する量に限りがありますので、「事前予約」が必要です。

◆学習支援もしています
ボランティアの方の協力で学習支援や居場所の提供をしている場所もあります。

◆地域の方々が運営する町内の子ども食堂はこちら
◇岐南町社会福祉協議会　子ども食堂
手作りで温かい食事を提供することで、成長期の子どもたちが栄養を取ることの大切さを学んでほしいと考えています。ボランティアの方による学習支援事業を行っています。
対象：学習支援事業利用者
日時：毎月第1・3水曜日
場所：野中8-75

問合先：岐南町社会福祉協議会
【電話】240-2100

◇かがやき食堂
新社屋完成に伴い「みんなで食べるとおいしいよね」と、2018年から始めました。コロナ禍以降は持ち帰りや建物の外での食事でしたが、今後は地域交流の場となるような建物内でのイートインの機会も再開していきます。
日時：毎月第3木曜日(要予約)
場所：薬師寺4-12

問合先：(医)かがやき
【電話】213-7830

◇うれしのこども食堂
地域食堂として、地域住民との交流の場となるよう始めました。「笑顔と優しい言葉が一番のごちそう♪」をモットーに親子で一緒に温かい食事をすることで、地域の居場所にしていきます。
日時：毎月1回　土曜日(要予約)
場所：伏屋8-33

問合先：(特養)岐南仙寿うれし野
【電話】259-3300

◇愛の家じぃばぁ食堂
グループホームの利用者の方と職員が力を合わせて、子育て世代のご家庭を支えたいという思いで始めました。子ども・保護者・地域住民の繋がりを深め、地域に開かれたコミュニティの場にしていきます。
日時：毎月第3金曜日(要予約)
場所：徳田7-73-1

問合先：愛の家グループホーム岐南
【電話】277-6711

◇岐南こども食堂
平日の忙しい家事の時間を節減することで、親子団らんの時間を充実させてほしいと思い始めました。町内で生産された米や野菜などの寄付を募り、地元食材の魅力も伝えていきます。
日時：毎月1・3木曜日(要予約)
場所：みやまち3-6

問合先：岐南酒場
【電話】090-7683-6471

◆ぎふこども食堂ネット
企業や農家の皆さんからいただいた食材を県内の子ども食堂へ届けています。子どもたちの笑顔を地域でそっと支える活動です。食を通じた温かなつながりにぜひ一緒に加わってみませんか。食材などの寄付の相談もお待ちしています。
場所：平島5-208

問合先：(一社)ぎふこども食堂ネット
【電話】377-3431

子ども食堂に興味・関心のある方は、各子ども食堂へお問い合わせください。

問合せ：こども家庭センター
【電話】214-3533