- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県笠松町
- 広報紙名 : 広報かさまつ (令和7年5月号)
4月4日、町議会臨時会が開かれ、議長・副議長の選挙が行われました。(敬称略)
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
■就任のあいさつ 笠松町議会議長 伏屋隆男
今年は年初めから寒い日が続き、桜の開花が遅れるのではないかと思いましたが、3月下旬からの陽気で満開となりました。いよいよ春本番を迎え、この時期恒例の臨時議会が4月4日に開催され、第58代議長に就任することとなりました。
さて、アメリカの輸入関税の大幅な引き上げで株価は大幅に下落し、物価高騰も依然として収まらず、日本経済の先行きが不安視され市民生活を脅かすことになりかねません。
こうした中、笠松競馬場の年間売上金額が過去最高の485億円となり明るい話題ではありますが、円城寺廐舎の移転で今後多額の経費が必要となることから喜んでばかりはいられません。その競馬場円城寺廐舎の跡地3万坪の土地の活用について岐阜県都市整備協会に委託した調査が完了し、今年度から地権者の意向も確認しながら進めることとなりますが、面積の小さな笠松町にとって新たな町づくりとなるよう、地方創生や岐阜県知事が提唱する政策オリンピックを視野に入れて、議会を挙げて取り組む所存であります。
また、今年は10月に「第37回全国健康福祉祭ぎふ大会・ねんりんピック岐阜2025」が開催され、笠松町ではグラウンド・ゴルフ競技を江川の笠松町多目的運動場(サッカー場)で行うことになっております。全国から432名の選手が来町され、国内トップクラスの競技が展開されることになります。全国の選手及び関係者の皆さんに、木曽川の清流に抱かれた自然豊かな会場で、笠松町の魅力を存分に堪能していただくよう、おもてなしの心を持ってお迎えしたいと考えております。
笠松町が今進めている第6次総合計画を推進し、30年以内に起こるだろうと言われている南海トラフ地震への対策強化をはじめ、諸課題に向けて議会の全員で取り組んでまいりますので、引き続き皆様方の温かいご支援をお願い申しあげ就任のあいさつといたします。