くらし まちの話題いろいろ(1)

■どちらの大会も目指すは金
新潟県で開催される第11回(2024年度)全日本ジュニア(U17)水球競技選手権大会―かしわざき潮風カップ―へ岐阜選抜チームとして出場することと、千葉県で開催される第47回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会(水球競技)へ大垣市水球クラブで出場することを報告するために、野村倫太郎選手と大橋龍生選手が3月14日(金)に川地憲元町長を訪問しました。
野村選手(写真右)は「出場するどちらの大会においても金メダルを獲れるよう、ベストなコンディションで出場できるよう調整したいです」と意気込み、大橋選手(写真左)は「年上の選手や自分より身体が大きな選手にも気持ちで負けないプレーをしたいです」と気迫を見せました。

■岐阜県に初優勝を
三重県で開催される第36回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会へ出場する稲垣亜瞳(あみ)選手(GifuTed所属)が、3月14日(金)に川地憲元町長を訪問しました。
川地町長は「中学生になっても変わらず活躍を聞くことができて嬉しいです。毎回、多くの人から期待され、プレッシャーがかかる中でプレーしていることと思いますが、ベストな状態で臨めるように、大会に向けて気持ちやコンディションを整えていってください」と励まし、稲垣選手は「岐阜県はこの大会での優勝はまだなく、昨年は準優勝だったとのことなので、昨年を越えて初優勝することを目指し、守りに入ることなく自分らしいプレーをしたいです」と優勝にかける思いを話しました。

■持ち前の明るさを武器に
大垣ミナモソフトボールクラブへ入団する久保田優海(ゆうな)選手(株式会社大光)が、3月24日(月)に川地憲元町長を訪問し、その報告をしました。
川地町長は「中学校での部活動がなくなり、競技人口の減少が見込まれる中、養老町にとって希望にあふれた明るい話題です。持ち前の明るさとレーザービームを武器に、久保田選手が活躍されることを願っています。町を挙げて応援していきます」とエールを送り、久保田選手は「チャンスの場面で1本打つことを目標に、自分が出場することでチームにいい影響を与えられる選手になりたいです。養老町に明るい話題を届けられるよう、地元で活躍する姿を見せていきたいです」と目標を語りました。

■年齢を重ねても忘れない“挑戦する心”
沖縄県で開催される第39回全日本トライアスロン宮古島大会への出場を報告するために、松尾隆浩さんが4月11日(金)に川地憲元町長を訪問しました。
松尾さんは「60歳を過ぎてから自己ベストを更新し、全国大会への出場が叶いました。テクニックや経験も大切ですが、情熱による結果だと思います。42年余りをサラリーマンとして過ごし、定年を迎えたひとつの節目として挑戦の思いからエントリーしました。プロ選手や学生など強豪ばかりですが、時間制限内での完走を目指します」と意気込みを話し、川地町長は「還暦を迎えても、挑戦する精神には敬服します。コンディションを整えて完走されることを祈念しています」とエールを送りました。

■春季観光シーズンの訪れを告げる
3月20日(木)に、日本の名水百選である「菊水泉」から湧き出る水を汲み取り、養老神社などに献水し、春季観光シーズンの安全を祈願する「若水取り」が開催され、孝子源丞内に扮した町教育委員会の北村望実さんと若山鈴奈(れな)さんがひょうたんに水を汲みました。
町観光協会の中村一会長は「春分の日を迎え、若水取りの開催により春季観光シーズンが訪れました。若水取りは、続日本紀に記述があるように、奈良時代に朝廷から命じられ、立春に菊水泉から汲んだ水を献上することとなってから、今日まで続いている伝統ある行事です。養老公園の発展とともに観光客の安全を祈念しています」とあいさつしました。

■絵でそれぞれを表現する
3月21日(金)から23日(日)にかけて、町中央公民館中ホールにおいて養老町生涯学習絵画講座と下笠保育園、れんげの会、養老福祉作業所の合同作品展である『養老絵画教室作品展〔それぞれの表現展〕』が開催されました。この作品展は1年間の成果を発表する場として開催され、どの作品も表現することへの意欲と喜びで満ちあふれていました。それぞれの個性が十分に発揮された見応えのある作品が展示され、観覧にきた人たちを楽しませました。
養老町生涯学習絵画講座絵画担当の西脇義照さんは「今後も絵画の制作や展示などの活動を継続していくことで“美術の輪”や“人の繋がり”を広げていきたいです」と思いを話しました。

■次世代につなぐ地域の桜
3月30日(日)に町福祉センターと宮の森公園において、養老町制施行70周年記念 第44回養老町福祉センター文化祭および第1回宮の森公園桜まつりが開催されました。
文化祭では、レク・民謡とオカリナ桜同好会によるステージ発表、各講座や教室で制作された作品やパネルの展示、人権クイズなどが行われ、文化や芸術に触れることで地域住民の感性や創造性を育みました。
桜まつりでは、第1回目の開催を記念して宮の森公園に桜の木が植樹された後、ミニコンサートや菓子まき、抽選会、モルック体験が行われ、会場を盛り上げました。また、各種団体の協力のもと、軽食バザーやヨーヨー風船つり、的当てなどが催され、地域住民のふれあいの場となりました。