くらし まちの話題いろいろ(2)

■特産ブランド盛り上げる新商品
3月26日(水)に株式会社丸明(三神町)の明ちゃんカレー、有限会社小川新聞店(垂井町)の養老サイダーぬいぐるみ、養老サイダーボトルキーホルダー、養老の滝速乾タオル、株式会社農先新(三神町)の養老の杜(やしろ)天然水ゼリーが新たに養老町特産ブランド品として認証されました。
丸明の明ちゃんカレーは飛騨牛が使用され、子どもから高齢者まで食べやすい味です。小川新聞店の3品は養老サイダーや養老の滝への愛着を深める商品です。農先新の養老の杜(やしろ)天然水ゼリーは風船を割って楽しく食べられる商品です。それぞれが町を代表するお土産となることと期待されています。
2015年度から認証が始まった特産ブランドは今回で32品となりました。

■薩摩義士の偉業を後世に
4月10日(木)に池辺公民館にて、町薩摩義士顕彰会主催の薩摩義士春季慰霊祭が開催されました。今年は天候不良のため池辺公民館での開催となりましたが、多くの来賓や地域の関係者が参加し、薩摩義士たちの冥福を祈るための神事や池辺小学校児童と養老薩摩義士踊り保存会による踊りが奉納されました。
樋渡聡会長は祭文奏上の中で「私たちは今日ある町土、そして生活の礎を築いてくださった薩摩義士の皆さまに改めて感謝申し上げるとともに、その偉業と崇高な精神を永く後世に語り継いでいく所存です」と述べ、宝暦治水の偉業が成し遂げられてから今年で270年を迎えましたが、これから先も後世へと感謝の気持ちを伝えていく決意を改めました。

■歯と口腔でみる健康なまちづくり
3月16日(日)に町民会館で「第3回 地域住民が主体となった健康づくりフォーラムin養老」が開催され、住民が主体となって進めている健康づくりについて情報を共有しました。
今回は歯と口腔の健康をテーマとして、町保健センターによる町民の健康状態や健康課題についての報告、養老歯科医師会と上多度地域自治町民会議による健康増進の取り組み事例の紹介、「歯と口腔の健康を保つために~むし歯から嚥下まで~」と題した西美濃厚生病院 歯科口腔外科部長の杉山貴敏先生による講演がありました。参加者は、全身の健康に大きく影響を与える口の健康を保っていくために、なにが必要なのかをメモを取りながら聴いていました。

■地域防災力の強化に向け、町防災士会発足
4月12日(土)に町役場において養老町防災士会設立総会が開催され、防災士の活動の場を広げることを目的として、町在住の防災士有志によって町防災士会が設立されました。防災士資格を保有する40人により発足し、今後、自助や共助に重きを置いて地域防災力の向上のために取り組んでいきます。
川地憲元町長は「防災に関する知識と技能を修得された防災士の皆さまには、地域での活動を通じて町民一人ひとりの防災意識の高揚や防災対策の推進・啓発のために取り組んでいただきたいです」と話し、村上秀彦会長は「組織として防災士同士が連携することで、地域住民を巻き込んだ防災・減災活動に繋げていきたいです」と意気込みました。

■地域を守る決意 受け継がれる消防団としての心得
4月6日(日)に町総合体育館において令和7年度養老町消防団入退団式が開催されました。退団者への感謝状の授与、新入団員をはじめとした団員への辞令の交付が行われ、伊藤勝則消防団長から養老町消防団員として消防活動を遂行していくにあたって必要な心構えについて訓示がありました。
また、入退団式の後には、消防操法の講習会と新入団員を対象とした消防団の活動内容や位置付けなどに関する講習会も行われ、地域の消防・防災の要となり、地域を守る消防団員としての心得について学びました。

■養老公園の森林景観向上へ
岐阜県観光景観林整備事業の一環として、養老公園から養老山頂へと続く養老山頂登山道周辺において、森林景観を向上させるための間伐・植栽を実施しました。
この取り組みは令和元年度から毎年実施しており、じっくり年月をかけて養老公園周辺の景観を向上し、価値を高めることで観光客を呼び込むとともに、自然環境を維持していくためにも重要な役割を果たしています。
養老公園周辺を訪れた観光客を美しい自然でおもてなしするため、今後も継続して整備を実施していきます。

■ご長寿おめでとうございます
百々敦子さん(高田)が100歳の誕生日を迎えられ、2月27日(木)に川地憲元町長から長寿のお祝い状とお祝い金が贈呈されました。百々さんは、書道などの教室をやっていた経験があるため、今でも活字にとても興味があり、よく読み物をしているそうです。家族と同じものを好き嫌いなく食べることが長寿の秘訣だと話してくれました。
問山そね子さん(一色)が100歳の誕生日を迎えられ、3月24日(月)に川地憲元町長から長寿のお祝い状とお祝い金が贈呈されました。問山さんは、若い頃には仕事や畑などに精力的に取り組むなど活発だったそうで、今でも自分の足で歩くことができるほどお元気でした。大好きなカラオケと好き嫌いなくなんでも食べることが長寿の秘訣だと話してくれました。
谷ふさゑさんが100歳の誕生日を迎えられ、4月4日(金)に川地憲元町長から長寿のお祝い状とお祝い金が贈呈されました。