くらし まちの話題いろいろ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県養老町
- 広報紙名 : 広報養老 2025年11月号
■マルシェで楽しむ買い物と会話
9月27日(土)に町役場玄関前駐車場において、軽トラSDGsマルシェを開催しました。このマルシェでは飲食物や農作物、衣料品などが販売され、お店の人との会話を楽しみながら買い物をすることで、地域コミュニティの拡大を目的としています。
マルシェには13店舗が出店し、町特産ブランド認証品をはじめとした“養老町ならでは”の商品や農作物、衣料品などを販売することで、来場者にSDGsを身近に感じてもらえる機会としました。また、会場は7時30分の開場と同時に多くの来場者で賑わい、笑顔があふれ、交流が生まれました。次回の開催は3月14日(土)です。皆さまのご来場をお待ちしています。
■飯ノ木生まれの国学者
10月2日(木)に西源寺(大跡)にて、田中道麿翁顕彰会主催の慰霊法要が執り行われ、地域住民や関係団体などが参列しました。
田中道麿は美濃国多芸郡榛木村(現在の養老町飯ノ木)に生まれ、主に万葉集の研究を進めた国学者であり、自身のことを「飯木翁」と号していました。名古屋で開いた講座には300を越える人が集ったと言われ、その功績は国学の四大人として知られる本居宣長が著書の中でたたえるほどでした。また、幼い頃より歌を詠み、多くの作品を遺しています。参列者は田中道麿翁の功績と勉学への信念をたたえ、翁の偉業を胸に養老町が文化のまちとしてより一層発展していくよう祈念しました。
■絆を“かたち”へ
初めての地域移行クラブとして4月から活動をスタートした養老剣友会より、10月3日(金)に電波壁掛け時計を寄附いただきました。
同会の中村宏衣代表は、発足からこれまで活動を続けることができた感謝と、生徒や保護者が全員で協力して活動する中で生まれた絆について話し、「これまで力を合わせて活動してきたことを形に残したいと思い、寄附しました」と寄附の経緯を話しました。生徒たちは「県大会に団体で出場することを目標とし、チームの輪を大切にしながら頑張ってきました。仲の良さが剣友会の良さだと思います」と話しました。
いただいた電波壁掛け時計は、同会の活動拠点である高田中学校格技場に設置し、大切に使わせていただきます。
■有由有縁 ふるさとを語る
10月5日(日)に養老町出身で名誉町民である日本画家 土屋禮一さんと岐阜県美術館前館長でOKBギャラリーおおがき館長である古川秀昭さんによるトークイベント「有由有縁 ふるさとを語る」が町中央公民館中ホールにて開催されました。
土屋さんは「父の死後、残された自分や家族を支えてくれた人たちがいる、そんな場所が私にとってのふるさと養老町です。頬を撫でる風、植物、食べ物から感じるふるさとの匂いがかつての記憶を呼び覚まします。懐かしいふるさとは、私の作品の入口となっています。人生に無駄なことはありません。良いことも辛いことも次に生きます」と、出会いにはすべて意味があり、結ばれた縁によって自身の生き方や作品が彩られていっていると話しました。
※「禮一」の「禮」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
■高さを武器に世界へ
スノーボード女子ハーフパイプで今季のワールドカップに出場する大橋空奈選手(グローバルスノーデザイン)が、9月22日(月)に川地憲元町長を訪問しました。
大橋選手は「今はいい波に乗ることができているので、この調子でワールドカップでもいい結果を残したいです。自分の武器である技の高さをワールドカップでも発揮して、昔からの夢であるオリンピックへの出場を叶えたいです」と意気込みを話すと、川地町長は「養老町出身の選手が世界で活躍していることを誇らしく思います。今まで以上にプレッシャーがかかると思いますが、強い気持ちを持ち、活躍されることを祈っています」とエールを送りました。
■先鋒としてチームに勢いを
大阪府大阪市で開催される第20回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会と鹿児島県鹿児島市で開催される第41回全国道場対抗剣道大会に出場する加藤優志郎選手(志道館学園)が、9月10日(水)に川地憲元町長を訪問しました。
川地町長は「剣道は精神面がとても重要なスポーツだと思います。町と県の代表として、体調に十分に気を付け、悔いのない大会となるようベストを尽くし、優勝を目指して臨んでください」と激励し、加藤選手は「県代表として、優勝を目指して大会に臨みたいです。また、日頃の稽古の成果を発揮し、先鋒としてチームに勢いを付けて後ろに繋ぎたいです」と抱負を語りました。
■人馬一体で掴む栄光
滋賀県で開催される第79回国民スポーツ大会へ出場する選手の活躍を祈念し、9月22日(月)に激励会を行いました。馬術で出場する秋山花吏奈選手(大垣養老高等学校 写真中央)と西脇友彦選手(ニシワキステーブル 写真右)、西脇小夜子選手(同 写真左)が出席し、川地憲元町長や早崎早合子町議会議長などから激励の言葉が贈られました。
選手たちは「初めての出場で緊張していますが、練習の成果を発揮して、悔いの残らない大会にしたいです」「今年はいい流れの中で大会に出場することができたので、すこしでもいい結果を目指して臨みたいです」「他の選手のサポートをしながら、チームとしていい結果を残せるように試合に臨みたいです」とそれぞれに意気込みを話しました。
■悔しさ乗り越え、優勝掴む
滋賀県で開催される第79回国民スポーツ大会へ水球の岐阜選抜チームとして出場することを報告するために、野村倫太郎選手と大橋龍生選手が9月1日(月)に川地憲元町長を訪問しました。
野村選手(写真左)は「インターハイでは悔しい思いをしたので、そのリベンジを果たすとともに、これまでお世話になった3年生の先輩たちの最後の試合になるので、これまでの恩返しができるようなプレーをしたいです」と意気込みを話し、大橋選手(写真右)は「インターハイでは1回戦で対戦し、惜敗したチームが優勝し、悔しい思いをしました。今回は優勝目指してそのリベンジを果たしたいです」と話し、気迫を見せました。
