- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県揖斐川町
- 広報紙名 : 広報いびがわ 令和8年1月号
■学校教育の在り方審議会・地区集会
11月18日から始まった地区集会は、学校教育の在り方審議会において、学校の適正規模・適正配置および必要な教育環境の整備等に関する意見を広く住民の皆さまから聞かせていただくことを目的に開催しました。会場となった各小学校区の公民館では、地域の皆さまに参加していただき、様々なご意見をいただくことができています。
・少子化が続いているからこそ、子どもたちにはたくさんの友達と出会い、人間関係づくりを学べるよう、学校を一つにしてはどうか。
・すべての小学校がクラス替えもできない規模になっている。そのうえ、出生数が町内全体で50人を下回る状況では学校統合もやむを得ないのではないか。
・他の自治体では、小規模校を維持しながら、学校間交流を計画的に行うことで少人数の課題を解消している事例もある。
・学校は地域コミュニティーの核でもあり、統合によってそれが失われてしまうのではないか。
学校の再編をどうするかに終始することなく、これからの社会の変化や、揖斐川町の状況を踏まえ、子どもたちにとって本当に必要な教育の内容や方法はどうあるべきか、学校の役割は何といったご意見をいただくことができていることに感謝します。
■学校教育の現状と課題(地区集会)
地区集会では、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の育成と本町の特色ある教育について説明しました。
《「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の育成について》
・毎年の「全国学力・学習状況調査」の結果分析によると、児童生徒の多くは、毎日の授業は「楽しくてよく分かる」と好意的に受け止めている一方で、「思考・判断・表現力」の定着に課題があります。
・自己肯定感の高い児童生徒は多いものの、将来の夢や目標を持つことや、日常生活における満足度といった点に課題があることが伺えます。
・コロナ禍を経て、運動機会の減少は改善されつつありますが、スマホやパソコンに向かう「スクリーンタイム」の割合が大きいことなどに課題があります。
《本町の特色ある教育について》
▽ふるさと教育
・郷土への誇りと愛着を育てようと、児童生徒が生まれ育った身近な地域について学ぶ中で、様々な人との関わりを通して、ものの見方や考え方を広げ、深め、自己を確立させることにつなげています。
▽ICTを活用した授業改善
・タブレットやデジタル教材を効果的に活用し、個別最適な学びと協働的な学びを両立させる授業を試みるなど、更なる学力向上につながる取組を進めています。
▽グローバル人材の育成
・中高生の海外派遣研修、小学生の県外派遣研修などを通して、児童生徒が価値観の異なる様々な人と交流し、多様性が尊重される社会の一員としての資質を養っています。また、ALT6名を学校に配置して英語でのコミュニケーション活動を楽しみながら表現力を伸ばす学習に力を入れています。
▽「連携型中高一貫教育」の取組
・県立揖斐高校と町立3中学校が、地域に根差した人材の育成に向けた教育活動を行うなど、将来のキャリア形成の一助となるよう、継続して取り組んでいます。
▽「多様な学びの場」の保障
・中学生を対象にした「立志式」「地域学び塾」「町長と語る会」など、教室での学びとは異なる体験的な学習を行い、自ら学ぶ力や社会参画意識の向上に努めています。
▽「コミュニティ・スクール」の導入
・今年度から各学校に学校運営協議会を設置し、地域の皆さまに、学校運営に積極的に参画していただき、児童生徒の安全確保や学習活動等の一層充実を図っています。
